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マンボウメロンのつぶやき

2014年7月 64歳で小腸癌・腹膜播種、ステージⅣとなりました。
外科手術から、抗がん剤と治療は進みますが抗がん剤が
飲めません。
色んな療法を試しながら頑張って生きます。
だって、孫の車買う約束したものね。

いつも訪問ありがとうございます。


マンボウメロンの娘です。


前回の記事へコメントを頂き、ありがとうございます。


すべて父に伝えることができました。



◇◇◇◇




ご連絡が遅くなりましたが、


父は平成27年6月25日、午前8時44分、


家族全員に看取られながら、自宅にて息を引き取りました。






父は、昨年7月に余命1年は厳しいとの宣告をうけました。


そこから思い立ってブログを開始しました。




父が皆様からのコメントを心待ちに、またブログを拝見させて頂くのを楽しみに、


いつもパソコンの前でニコニコしながら座っていた姿が忘れられません。


『○○さんからコメントきたよ~』、『▲▲さん更新されてる』等々、


本当に嬉しそうでした。





ややもすると、絶望的な気持ちに陥る日々であったところを、


ブログ上で気持ちを吐き出し、励ましや共感のコメントを頂くことによって、


生きる希望を持ち続けたように思います。


皆様、本当にありがとうございました。家族全員心より感謝しております。



◇◇◇◇

65歳という短い生涯でしたが、仕事に家庭にと、濃密に、精いっぱい生き抜いた父を見て、


よく頑張ったな、最後まで素晴らしい背中を見せてくれたな、と思います。



・・・でも、


まだまだ一緒に居たかった・・・・・、どんな姿でも側に居て欲しかった、


と、整理のつかない様々な気持ちがこみあげてきます。




昨日の葬儀では、棺の中に父が生前希望していた、母の昆布入りのおにぎり一つと、


結婚前に母が書いた父へのラブレター、結婚してから節目節目に母が書いたラブレターを


ラッピングして納めました。


お浄土にいった父は、きっと喜んだことと思います。




◇◇◇◇




最後の瞬間は、


左手を私が、右手を母が握り、次女が頭側から、義妹がベット脇から、必死に声をかけていました。




息を引き取る1日程前から、身体には自身の意志はなく、


私達が握っている手もだらりとして冷たく、脈も呼吸も弱くなっていましたが、


最後の息を引き取る瞬間、私の握っていた左手をスッと振りほどいて、


自分の力で母の握っている右手に添えました。


父に力が残っているなんて、と驚いている中、


静かに穏やかに呼吸は止まりました。



最後の最後に母を想い、頑張ったんだと思います。





優しい、優しい父でした。


本当に仲良し家族でした。


またいつか父に会える日を楽しみに、残された者でその日が来るまで頑張って参ります。


父が『よく頑張ったね』と言ってくれるように。





父を無事新しい世界へ送り出せました。



皆様、本当に本当にありがとうございました。



                                     マンボウメロンの娘