6/23に訪問した布引滝です。
布引滝は100選滝ではありませんが滝見の先輩方の評判がすこぶる高いので楽しみにしていました。
道中レポートは前泊した上栗山オートキャンプ場で紹介いただいた「5秒でくりやま」に分かりやすいレポートがされていましたのでそちらをご覧ください。
5秒でくりやま http://9r8m.jp/
モーニング娘も来たようですね。
今回の行程 往路 7:30遊歩道入り口出発→8:50前衛滝到着→9:20布引滝到着
復路 11:40布引滝出発→13:35遊歩道到着
道中は結構アップダウンがあります。往路は下り中心、復路は上りが中心ですので復路は結構しんどいです。
遊歩道は整備されていますが谷側がゆるいところが多いので山側に沿って歩きましょう。
唯一最大の難所があります。
これが10m程度の前衛滝です。これを越えなくては布引にはたどりつけません。これを越えるには左岸側の崖を高巻いていくしかありません。先輩方が用意してくれた登山ロープを頼りに登って行きますが結構急ですし高度感があります。慎重に足場を確認しながら進む必要があります。先輩方はこのロープを補助的に使うとおっしゃってますが体力のない私は頼り切ってました(笑)これがないと上れませんでした。
これを越えるとようやく出会えます。
【布引の滝】 落差128m
昔は三段の滝と呼ばれたそうです。上段・中段の滝壺あたりから水煙が上がっているのが分かります。
ではさっそく滝前へ
喜び勇んで滝前へ行ったのですがこの時の第一印象は「えっこんなもの」といったものでした。
滝前に近づけば近づくほど落差128mという落差が感じられません。
ということでちょっと離れて全景を
お日様が照ったり隠れたり、忙しい日でした。
下からの見上げた画ですので上二段の滝の大きさがちょっと分かりませんね。
下段を全部入れるとバランスも良くないんですよね。
さらに離れて渡渉。右岸側を少し登って行きます。下段の滝の岩盤格好いいです。
下段の滝をカットするとバランスもよくなりますね。
なんとか青空を入れたかったんですが滝直上の雲がなかなか晴れませんでした。
回りは青空いっぱいだったんですが。青空残すためにだいぶアンダー気味に撮って暗部を持ち上げてます。
さらに上ると上段・中段の規模感も分かってきます。もう少しで滝壺拝めそうなんだけど。
上段の滝をアップにするととても複雑は流れが混ざっているようです。今回望遠レンズ持ってきてなかったんです。
普段あんまり使わないので省いたんですが失敗した~。これは135mmいっぱいの画です。
つわものの方はさらに上っていかれる方もいらっしゃるようですが私には無理だしこれで十分です。
道中は危険なところもありますが慎重に行けば大丈夫。この森の主といった堂々とした風格があり
光が差し込むと神々しささえ感じます。しんどい思いもしますがその分滝が見えた時の
うれしさを十分味わえるとてもすばらしい滝だと思います。
こんなすばらしい滝なのですが当日は一切人には会いませんでした。
猿や鹿はたくさん見かけたんですけどね(笑)
もう少しアピールしてもいいのではないかと思いますね。
道中の食堂にも蛇王の滝の写真は飾ってあっても布引は見かけませんでした。
遅い時間にくると太陽が難しくなります。もう少し早く着いたらよりいい画がとれたかなと思ってます。
ご訪問ありがとうございました。