万馬券ホース~競馬予想のススメ

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今週の土曜日のメイン、函館日刊スポーツ杯です。函館競馬場の芝1200メートルで行われます。
過去5年の傾向をみてみると、本命サイドで収まることは少なく、ここ2年に関しては16番人気のファイブフォース、12番人気のメリーメーキングが勝っており超大荒れの決着となっております。

 

過去の勝ち馬には、ダノンスマッシュストレイトガール等のG1馬もおり、ただ荒れるだけのレースではなく、実力のある馬はしっかり勝っておりそこらへんの見極めが大事になるかと思われます。
 
まず今回のレースが行われる函館の芝1200メートルの全体的な特徴からみていきます。

スタートしてから3コーナー途中まで、緩やかな上り坂が続く。1200m戦で、洋芝という事も相まって普通以上にスタミナを要するコースと言えます。
また、約260mでJRAの10競馬場の中で最も短い最後の直線の部分はほぼ平坦。先行力も、好走には求められるでしょう。


先行できない馬は外を回らされて距離のロスが大きくなる。

内枠が有利だが、各ジョッキーはインへの意識が強くなるため、内枠の差し馬が馬群に包まれたままレースが終わってしまう場面も多く見られるコースです

次に血統です。

函館芝1200mで勝ち星が多いロードカナロアですが率で見ても優秀です。

1200mという距離では安定感もあります。懸念材料としては、ロードカナロア産駒は2歳馬から3歳馬は成績もよいのですが、古馬になってからはデータ的に少し下がり目になっているので注意が必要です。

全体を通しての安定感という意味ではダイワメジャー産駒。他に目立つところではマンハッタンカフェジョーカプチーノの親子も勝ち星を重ねています。

以上の点を踏まえて今年のレースをみていきます。
今年は4枠の2頭、オタルエバーリトスが前にいく展開が予想されます。ただ8枠の2頭エーアイダンサータピオカは前走に1000メートルを使ってきており、是が非でも前にいきたいはずです。


そうなるといくら開幕週といえど、先行争いがはげしくなり、全部が前残りになるとは思えません。
そこで、北海道で好走実績のあるモンファボリ
デルマカンノンを狙います。


穴ではダイワメジャー産駒のカバーガールもあげておきす。
ただ先行馬が全て崩れてしまうとういのは到底考えにくいので、前走1000メートルで逃げている8枠の2頭エーアイダンサータピオカは人気も4枠の2頭よりないことから、積極的に買いたいところです。

 

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今年の古馬GⅠの中で、1番好メンバーが揃ったと言っても過言ではないGⅠ天皇賞・秋。

マイル最強女王のグランアレグリアと、昨年無敗の牡馬クラシック3冠馬となり、次のジャパンカップで競争人生のラストを飾るコントレイル。
鼻差でダービー馬にこそなれなかったものの、まだまだ底を見せていなさそうなエフフォーリアが人気の中心。

そこにどんな重賞でも安定して走ってくれるカレンブーケドールや天皇賞春秋連覇を狙うワールドプレミアなどなど、好走が期待できるメンバーばかりです。

使用される東京芝2000mは第1コーナーと第2コーナーの間に設けられたポケット部分がスタート地点。
ゲートを出てから130mほどで第2コーナーにほぼ直角で侵入していくので、内外の有利が出てしまうものの、
その他のコーナーは広々としていて、直線も長く作られているので、各馬の能力をフルに発揮できるGⅠにふさわしいコースです。

第2コーナーを過ぎて隊列ができたあとは、さすが東京芝GⅠといえるハイラップが続く傾向にあり、スピードがそもそも足りない馬にとっては追走だけで一苦労となります。

過去馬券に絡んだ馬の成績をみても、2000m以上の重賞で好走しているよりも、2000m以下、特にマイル重賞あたりで活躍している馬のほうが好走率の高いレース。

早いラップの区間が長い分、マイル重賞で勝ち負けできるくらいのスピードを持っている方がここでは有利になってくるんですね。

では、これらのことを踏まえて、今年の天皇賞・秋を好走してくれそうな馬を探していこうと思います。

コントレイル
あと2戦で引退というのがとても悔やまれるコントレイル。古馬混合戦になってからは勝利こそしていないものの、近年の産駒の中ではディープインパクトの後継馬といって間違いないと思います。

クラシック戦線を歩んできたので中距離のイメージが強いですが、マイラーの素質も十分備えているはず。

芝1800m戦にはなりますが、デビュー2戦目の東スポ杯2歳ステークスでは他の有力馬に大差をつけるレコード勝ちをしています。

今回状態が完全に戻っているかが鍵になりますが、重賞できっちり仕上げてくる矢作厩舎であれば、大きな心配は必要ないでしょう。

ラスト2戦を思いっきり走って欲しいですね!

 

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今週は船橋競馬場で、GⅠ全日本2歳優駿のトライアル競走、SⅢ平和賞が行われます。

2019年の東京ダービー馬ヒカリオーソや、2019年全日本2歳優駿を勝ったヴァケーションなどを輩出するレベルの高い重賞です。

使用されるのは船橋ダート1600m。
正面スタンド直線左寄りの位置からスタートしてコースを1周。
第1コーナーまでの距離が250mしかないので先行争いは激しくなりがち。

船橋コースは第2コーナーと第4コーナーがスパイラルカーブになっていて、外目のポジションから追走しようとすると、どうしても外に膨らんで不利になってしまいます。

特に外枠に先行馬が入った場合は内のポジションを取ろうとスタートから追い出していくので全体的にハイペースとなります。

今年も7番のノーズトゥテールや、10番のレティクルなど外めに逃げたい馬がいますし、内枠は内枠で先行タイプが揃っているのでテンはかなり早くなりそうな気配。

この時期の2歳戦なので先行馬が有利なのは確実ですが、ここまで先行勢がそろっているのであれば、ゴール前で前が一気に止まったところを、なにかが差してくる、という可能性も十分考えられます。

そこで今回は、末脚がしっかりしているタイプから、好走してくれそうな馬を探していこうとおもいます。

キャッスルブレイヴ
前走の平和賞トライアル、アブクマポーロ・メモリアル競走では、少々出遅れた上に、砂をかぶるのを避けるため、かなり下げた状態からのレースとなったキャッスルブレイヴ。
そこから向正面に入って一気にスパートをかけて一旦先頭に。

先行していた馬もそれに続く形で追走していきましたが、キャッスルブレイヴ以外はゴール前の直線を向いた段階でどんどん脱落していきました。

キャッスルブレイヴも、脚がなくなってしまっての3着となりましたが、そもそもレースの、大半をスパートしているような走りだったので、むしろよく粘ったと評価するべきでしょう。

前々走が時計の出やすい馬場で快勝していたことから考えても、前走のレースはかなりきついレースだったと思います。

今回は前走より楽に走れると思いますし、先行争いが終わったあとにまたキャッスルブレイヴがまくっていけば、先行した馬のスタミナを一気に削ることもできるはず。

ここを勝ってGⅠの権利を獲得してほしいですね。

 

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