茉優が復帰してから

 

1か月、週3日のペースで出勤している。

 

出勤上げた瞬間予約が埋まるのはあいかわらず。

 

 

とある予約に行って帰ってきた日

茉優が浮かない顔をしていた。

 

 

どうしたの?と聞くと何も答えない。

 

 

仕事終わったら会う?と聞くと

こくりと頷いた。

 

 

先に送迎で茉優を自宅に送り。

 

 

仕事が終わってから茉優にあった。

 

会ったとたん茉優は泣き出した。

 

辛い。と一言だけ。

 

それ以上は何も聞かなかった。

 

その代わりに抱きしめた。

 

泣き止むまで抱きしめた。

 

 

 

俺はこう伝えた。

 

俺にお金返すだけなら、急がずに普通の仕事して

1万でも2万でも少しずつ返していったらいいよ。

 

貴方はどうであれ19歳の女の子なのだから

19歳の普通の女の子が歩む道をこれから歩んでいったらいんじゃないかな?

 

 

 

そう伝えると茉優はさらに泣き出した。

 

 

 

 

辛い業界だよね。

何も身につかない業界、職種だよね。

今、プライド持って働いている人には申し訳ないけど

この子に取って「風俗」は心の疲弊を犠牲にしてお金を得る

負のループでしかなかった。

 

 

 

 

茉優が泣き止んでから

コンビニでありったけの御飯買って

 

これ食って元気出せ!

さっさと風俗やめろ(笑)

とだけ伝えて帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

次の日、茉優は日記に辞める旨の文を掲載した。

 

 

 

 

少し、俺の心が楽になった日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茉優は

1か月程、休んでからお店に出勤する事にした。

 

約2か月ぶりの出勤。

 

 

出勤予定をサイトにアップした瞬間鳴りやまない電話

 

あいかわらずすごいなと思いつつ

 

以前とは違う心境で予約を受け付けていた。

 

嘘なしで10分で全ての予約の枠が埋まった。

 

 

この人達と茉優はプレイするんだな。

 

 

と複雑な心境になったが、感情を殺すことにした。

 

 

 

彼女はお金を稼ぐ為にできる事がこれしかないのであれば

 

サポートするしかなかった。

 

出勤当日、今日のスタッフは俺一人だった。

 

出勤してきた茉優は

幸か不幸か予約をしてくれたのはリピーターさんばかりだった為

いくらか気が楽そうであった。

 

事務所に来て、準備して出ていく

玄関の前で茉優は立ち止った。

 

茉優「行きたくない。」

 

何てゆってあげたらいいのか分からなかった。

 

茉優「嘘、頑張っていってくるね」

 

 

俺「いってらっしゃい」

 

 

なんだか、そういった自分に吐き気がした。

 

 

客先について

アウトコールをいつもより早く電話したりして

なるべく少ない時間で、多くのお金が稼げるように操作した。

 

予約を一通りこなして、茉優が帰ってきた。

 

今日の茉優の給料は70000円

 

 

50万円の借金なんて7日でたら返せる額だ。

普通の仕事だとこうはいかない。

 

果たしてそれでいいのだろうか?

彼女に簡単にお金が稼げることだけを伝えたらいいのだろうか?

 

もやもやした感情がずっと心に残りつづけていた。

 

 

茉優は、事務所の女の子と少し話して

お菓子を食べて帰宅した。

 

 

 

帰宅したのか茉優からラインがきた。

 

 

 

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今日仕事終わったら会いたい。

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仕事終わったら、いくね。と返信した。

 

 

 

 

20時ぐらいまで仕事して茉優を迎えに車を走らせた。

 

茉優は車に乗るなり抱き着いてきた。

 

 

茉優「疲れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

俺「よく頑張りました。」

 

そう言って頭を撫でた。

 

茉優「きもいーくさいーおじさん死んでほしいー」

 

 

風俗で働く女性なんて

お客のことはほぼお金にしか見えていないので

こんな感想が普通である。

 

 

 

俺「もう少し頑張ったら楽になるから、頑張ろうね」

 

 

茉優「俺さん、体汚れたから綺麗にして欲しい。」

 

俺「ん?物理的に?精神的に?」

 

茉優「どっちも!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

二人で近くのホテルに行った。

 

茉優が気が済むまで抱いて

茉優が眠りにつくまで頭を撫でた。

 

 

こんな生活が返済終わるまで続くんかね。

まぁ返済終わったら、もうバイバイなるんだろうな。

 

 

そんな事を思って眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物音がして目覚めた

 

茉優が先に起きていて準備をしていた。

 

俺「おはよー」

 

茉優「おはよーーまだ寝てていーよー(*'ω'*)」

 

 

なんだか不思議な感覚だった。

朝、起きたら茉優が隣にいる。

 

 

ふと浮気してしまった事への自己嫌悪に陥る。

 

茉優に婚約者がいる事を伝えてない。

 

もし伝えたらきっと嫌われるだろう。

 

どうせ嫌われるなら、今日ぐらい幸せな時間を俺にください。

 

 

 

 

準備が終わって、二人でドライブをした

 

特に行く当ても決めていなかったので、二人で海を見に行った。

 

2月の寒い海を手を繋いで二人で散歩した。

 

茉優が寒がりだしたので車に戻る事にした。

 

 

 

お昼ご飯も食べていなかったので

 

どこで食べるか決めかねていると牡蠣のBBQができるお店があった。

 

 

お店で新鮮な牡蠣を購入して

 

外にある炭火に火をつけて食べた。

 

牡蠣をもりもり食べる茉優を見て

 

もう一袋買う?(笑)と聞いてみた

 

茉優「買う!!食べる!!(笑)」

 

 

即答だった。(笑)

 

 

 

一緒に牡蠣を食べて、お腹も満たされたので帰宅する事にした。

 

 

 

家についてからお互い帰りたくなくて

車で3時間ぐらい話しした。

 

 

最後にキスしてバイバイした。

初めての茉優とのお泊り。

 

 

 

幸せでした。