介護している人を応援しています!
まなゆいインストラクターのりょうちゃんです。
男性利用者のAさん。
認知機能はわりとしっかりしていますが、
理解力や記憶力は低下気味。
PCを使って、内服している薬の事を調べたりされる知性派。
ですが、ご本人の考えと違うからだの反応が起こることは、絶対納得しません。
Aさん、数日前から、夕方に38.5度以上の高熱出し、
解熱剤の内服で朝には解熱。
日中は平熱で、夕方に発熱を繰り返しています。
数日そんな状況でしたが、本人は不調な感じは全くなく
たいしたことはないだろうと思っています。
風邪症状はなく、下痢などもなく、
尿の混濁があるので、尿路感染ではないかとの疑いがあります。
血液検査の結果、炎症反応がかなり高い値だったので
抗生物質の処方が出ました。
医師から、詳しい尿検査の指示があり、
ご本人にその旨を伝えると
「先日も尿検査したのに、なんでそんな事をしなければいけないのか」
「何故、尿路感染と診断できるのか。それは誰がしたのか」などなど
何度説明しても理解が得られず、尿検査になかなか至る事ができません。
その後、薬の処方が出たので、
看護リーダーが、薬の説明書を持って
薬を飲む理由の説明をしに行きました。
説明を終えたすぐあとに、介護スタッフさんが医務課まで来て
「Aさんが『なんていう名前の薬を飲むか、聞いていない。
理由もわからないし、副作用の説明もなかった』
と話していたんです。」と言われたり。
看護師が検温しにいくと
「そんなたいした病気でもないのに、いつまで熱を測るのか」と
おっしゃったり。
みんな、だいぶグロッキー。
看護師も介護スタッフさんも、
何度でも説明します。
内容を忘れてしまうでしょうし、
病気のことは複雑で理解も難しいでしょうし。
でも、「説明の先」が見えない説明は正直辛い。
Aさんは、何を知ったら、安心するのでしょうか。
何がわかったら、納得するのでしょうか。
Aさんは、ただただ、何かに抵抗しているだけで
実は、知りたくないのかもしれません。
一時が万事この調子なので、
Aさんに、どんな手を差し伸べればいいのか。
悩みはつきません。。。
私たちは、どんなときでも、Aさんに最善のケアを行っているということを
受けいれ 認め ゆるし 愛しています。
私たちは 私たちが そういう存在であることを知っています。
その姿がよーく見えています。
そのように祝福されている存在であることを知っています
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