すごーく気になってた映画は、こちらでした
【小さな哲学者たち】 公開中
監督:ジャン=ピエール・ポッツィ、ピエール・バルジエ
パリ郊外のZEP(教育優先地区)にあるジャック・
プレヴェール幼稚園。そこでは3~5歳の園児が、なんと
哲学を学ぶと言う、世界で始めての画期的な取り組みが
行われていた。園児たちが、年齢にそぐわないほど様々な
哲学的テーマについて活発に意見を交わす。
その様子を、2年間に渡って記録したドキュメンタリー映画。
( ・ิω・ิ)これ。実に興味深い!
幼稚園児でこんなにも深く考え、自分の言葉で真剣に議論する
ことが出来るなんて・・・!!!
ある一定の時間、テーマについて話し合う子供たち。
テーマは毎回変わり、先生が進行役を務める。
例えば。
先生:『愛』ってなぁに?
⇒パパとママだ!でも喧嘩もする。
喧嘩できないともっとダメって聞いた。
でもおばあちゃんとおじいちゃんは違う。老人だ。
先生:え、老人は愛さないの?
・
・
・
AちゃんはあたしとBくんのことを『恋人』と言った!
お互いに好きだから。
あたしはCちゃんのこと好き。でも『恋人』じゃない。
女同士だから。
先生:女同士は恋人にはなれないの?なぜ?男同士は?
⇒結婚できないから。男女じゃないとしちゃいけないんだ。
・
・
・
でも結婚は必ずしもよいことじゃないんだ!
先生:え、何で?どういうこと?
⇒結婚しても嫌になったら離婚して…子供を取り合う。
⇒そう。そして、また再婚するんだ。。。
・
・
議論は次々に発展していく。
『ともだち』って何?
『賢い』ってどういうこと?みんなは賢いの?
『死ぬ』ってどういうこと?魂って何?
『貧しい』ってどういうこと?お金があれば幸せ?
子供たちが自分たちを取り巻く世界について、大人でも
しっかり答えられなさそうな問題について、次々に議論して
いく様は、子供ならではの発想と驚くべき理解力が露呈
されていて、興味津々!
ときには突拍子もない答えが出てきたり、クスっと笑って
しまうような内容が子供らしくて、また面白い
観ていると、子供の思想って親や友達など、身近な人との
関わりが恐ろしいほど大きく影響しているように感じます。
( ・ิω・ิ)大人、見られてます!
そして、人と意見が違うことや相手を理解しようとする力、
自分お言葉で話し合える力を小さいうちから身に着けるって
すごく大切!心の教育って大切!って痛感します。
( ・ิω・ิ)興味ある方は、ぜひ!
因みに、新宿武蔵野館は各回満席で立ち見でしたので、
少しお早めに行かれることをおすすめします♪
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