最近、子供関係の映画が多い気が…
気のせいかしらん?
もうひとつ、子供が題材の映画で気になってるのがあるん
ですよ…♪
【黄色い星の子供たち】 7月23日(土)公開
http://kiiroihoshi-movie.com/pc/
監督:ローズ・ボッシュ
出演:メラニー・ロラン、ジャン・レノ、シルヴィ・テスチュー
これは、第一次大戦中、本当にあったお話。
舞台はフランス。ナチスによるユダヤ人迫害は有名な事実
ですが、フランスにもドイツから大量のユダヤ人が流れ込み、
貧しかったが子供たちは街中で遊び回り、学校やカフェにも
自由に入れ、コミュニティに溶け込んで生活していた。
ユダヤ人は胸に黄色い星のマークを付けている。
しかし、ヒトラーの命令により、あるときからフランスでも
大規模なユダヤ人迫害が本格的に始まり、平穏な日々に
暗い陰を落としてゆく。。。
一度に数万人のユダヤ人が午前4時から一斉に検挙され、
競輪場に集められる。水も食料も不足し、病気が蔓延する中、
人々の不満が溜まっていくが、子供たちは明るく、真摯に
働く看護師マリアンや医師の姿があった。
その後、彼らは強制収容所へ移送され、過酷な状況で生活を
送ることになる。。。
観ていて、昔読んだ『アンネの日記』を思い出しました。
今を生きる私たちは、ナチス・ドイツが『民族浄化』と称して
行った迫害の、卑劣な結末を知っているからこそ、観ていて
切なくなるんですよね。
ただ、この物語は、そこで働くフランス人軍人や、看護師の
目線からも描かれています。彼らの人間的な気持ちがふと
垣間見れた瞬間、ほっとしてる自分がいた気がする。。。
大人たちの不安な顔以上に、何も知らない子供たちの
無邪気な笑顔が突き刺さるっ
数千人いた収容所で生き残ったのは、僅か25人。
悲しい現実を伝えるために、映画も必要なのかなぁ。。。
…と、色々と考えさせられちゃう作品でした
フランス語映画やけど、退屈せず、最後まで熱中でしたわ。
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