これまた観たかった映画のご紹介です
時が経つのは早いもので…少し前に観ていたのですが、
もう今週末の公開となってしまいました。
ヨーロッパ史上最高額の製作費がかけられた、
歴史映画なんですって~
【アレクサンドリア】 3月5日(土)公開
監督:アレハンドロ・アメナーバル
出演:レイチェル・ワイズ、マックス・ミンゲラ、オスカー・
アイザック、マイケル・ロンズデール、サミ・サミール
これまた実話に基づく歴史映画。
2009年度 ゴヤ賞(スペイン)7部門受賞
スペイン映画最高興行収入記録
舞台はローマ帝国崩壊寸前の4世紀末のエジプト、
アレクサンドリア。人々は古代の神を信じていたが、徐々に
キリスト教とユダヤ教がそれにとって代わろうとしていた。
レイチェル・ワイズ演じるヒュパティアは、ローマ帝国末期に
実在した女性天文学者。知性だけでなく美貌も兼ね備えて
いた。
彼女は天文学を始め、様々な哲学を弟子に教えており、
その中の一人オレステスは彼女に愛を告白するが、彼女は
恋愛には興味がなかったため、オレステスの申し出を断る。
ヒュパティアの父は、世界の七不思議のひとつと言われ、
ギリシャ時代から続く“アレクサンドリア図書館”の館長。
娘のヒュパティアはここで研究していた。
そこで働く奴隷ダオスもまた、ヒュパティアに恋焦がれて
いたが、身分を気にして思いを伝えずにいた。
古代の神々を慕う科学者たちは、新しい宗教、キリスト教徒
たちを襲い、宗教戦争が勃発。しかし返り討ちに合い、
争いの裁きを委ねられたローマ皇帝は、科学者たちの罪を
問わない代わりに、アレクサンドリア図書館を放棄するよう
命じ、多くの書物を焼いた。
街はキリスト教徒とユダヤ教徒が認められるようになり、
数年後。
改宗したオレステスはアレクサンドリアの長官に、
ヒュパティアの生徒シュネシオスは主教に、
解放された元奴隷ダオスは修道兵士となっていた。
しかしヒュパティアは、宗教などに興味はなく、ただただ
地球と太陽の軌道を解明しようと研究に励んでいた。
この頃、ヒュパティアは既に地球の自転と太陽の軌道による
季節の変化に気づいていたのだった。
やがて東西に分裂したローマ帝国では、キリスト教徒が
ユダヤ教を弾圧し始めるようになる。
アレクサンドリアの支配を目論んでいた主教は、長官である
オレステスの失脚を狙い、彼の唯一の弱点である女性、
ヒュパティアを、キリストの言葉を使って処刑しようとする。
オレステスの判断とは・・・?
ヒュパティアはどうなってしまうのか・・・?
ヒュパティアの遺体は残っていませんが、語り継がれ、
優れた天文学者として名を残している女性。
この時代に女性の名前が残るって凄いことですよね。
もう少し後に生まれていれば…と思ってしまいます。
日本に住んでいると、あまり宗教の対立について深く考える
ことはないけれど、今のどこかで起こってることですよね。
歴史の勉強ぽい映画ながら、再現された古代ローマ帝国
の様子をはじめ、セットは素晴らしく、映画ならでは!
それに、レイチェル・ワイズ、【ナイロビの蜂】の頃から好きな
女優さんなんです
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