9月頃から、観たい観たいと思っていた映画がやっと公開!
新年初、自腹映画は、こちらになりました
【デザート・フラワー】 公開中
http://www.espace-sarou.co.jp/desert/index.html
監督:シェリー・ホーマン
出演:リヤ・ケベデ、サリー・ホーキンス、
ティモシー・スポール、ジュリエット・スティーブンソン、
クレイグ・パーキンソン、アンソニー・マッキー
今はトップスーパーモデルとして世界中でショーに出ている
ワリス・ディリーの半生を描いた映画です。
ストーリーは、ワリスがロンドンに渡ってから、昔を振り返る
ように、時代を行ったり来たりしながら進みます。
彼女はソマリアの遊牧民として育った。
ソマリアには信じられないような慣習が根付いており、
それがこの映画の大きなテーマとなっている。
ワリスは13歳のある日、家畜と引き換えに翌日、ある老人の
4番目の妻として結婚することが決まったと言い渡された。
どうしても耐えられなかったワリスは、夜が明けぬうちに、
街に住む祖母を頼って、1人で抜け出す。
砂漠をボロボロになりながら、延々裸足で歩き続けたワリス。
奇跡的に祖母と再会でき、言われるままに、ロンドンにいる
ソマリア領事館の知人を頼り、そこでメイドをするようになる。
しかし、数年後、ソマリアで内戦が起きる。
領事館から全員送還されると聞き、ワリスはまた抜け出し、
今度は路上生活をするようになった。
やがてファーストフード店で清掃係として働くようになり、
お客として来ていた、有名な写真家にスカウトされた。
写真は邪悪なものだと信じていたワリスだが、お金のために
彼のスタジオを訪ね、モデル事務所に所属することになる。
彼女は持ち前の体型と有名写真家のお墨付き、
めきめきとモデルとして頭角を現していくが、実力だけでは
どうにもならないことも多かった。
失望しながらも、やっと見つけ、自ら切り開いた道。
がむしゃらに頑張って、華やかな世界に入っていく。
彼女は、モデルになる前、ロンドンで一緒に生活していた
友人と話したことから、祖国での慣習が他国から見ると、
おかしく、人権侵害に当たることに気付いた。
有名になった彼女は、衝撃の半生としてある取材を受けた
とき、今まで隠してきたその慣習について語りだす。。。
それは、やがて国際社会で人権問題として扱われるまでに
発展していくのだった。。。
簡単に言うと、女子割礼のお話です。
少し前まで、アフリカの国ではごく当たり前とされてきたこと。
私は大学時代に習って知ってたのですが、世界では
まだまだ知られていないかも。。。?
ワリスの告白によって、アフリカでは数々の部族の間で
割礼は禁止されていくが、アメリカやヨーロッパなどでも、
移民の間ではまだその慣習が残っているそう。
“割礼”について知ったときは、同じ女性としてショッキング
でしたが、何回聞いても衝撃的でショッキングな内容です。
知っておいて損はないかも。
彼女の、最後の演説シーンは必見です
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