映画にドラマに、大活躍中の堺雅人さんの待ちに待った
新作映画を観てきました~
出演される映画、どれも面白いんですよね~♪
ここのところ、邦画がザクザク
観た順では、別の映画もまだレポしてないんやけど、
いつも通り、公開日が近い方からレポしたいと思います。
【武士の家計簿】 12月4日(土)公開
監督:森田芳光
出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、
草笛光子、中村雅俊
この映画は、実話の推測のお話。
原作は、武士の家計簿「金沢藩士猪山家文書」から、
幕末の武士の生活を読み解いた、磯田道史著
『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』です。
古書店でたまたま見つかった家計簿は、幕末から明治に
かけて実在した武士、猪山直之がつけたもので、中には大根
1本から、葬式費用まで、家計の一部始終が事細かに書き
記されており、それは国史研究の通念を覆す大発見となった。
猪山直之は、代々加賀藩の御算用者(経理係)として使えた
みるみるうちに頭角を現し、異例の早さで出世する。
しかし、当時の慣習によって、出世する度に出費がかさむ。
出世したら、例えば…
・家来・使用人を一定人数雇わなければならない。
・藩からもらった屋敷を維持しなければならない。
・親戚や同僚の交際に出費しなければならない。
・使いの者に謝礼をしなければならない。
・江戸での単身赴任との二重生活をしなければならない。
・
・
・
などなど
出世するごとに面子も気になり見栄を張ってきたが、
気が付いた頃には、借金が直之と父親の年俸の2倍の額に
膨れ上がっていた。
直之は、家と家族を守るため、家計立て直し計画を宣言する。
それは・・・
■家財を売り払って借金返済にあてる。
(着物は一人3着までとし、本や茶道具、弁当箱まで、
売れる物は全て売り払った。)
■衣食住、知恵と工夫でしのぎ、質素倹約する。
■家計簿をつける。
例えば、毎日藩へ仕事に行くときに持参するお弁当は、
このように変化↓
堺雅人さんが、あるインタビューで仰っていた、
この映画の観どころは、スバリ、「お食事」。
確かに、1匹の鱈を白子の酢醤油、昆布締め、焼き物、汁物
などとくまなく料理して使ったりして、倹約の中にも喜びや
ちょっとした幸せを感じていたのかなぁと思いました
そして、跡継ぎ息子にも、家業のそろばんを叩き込む。。。
息子は反発を覚えながらも、着々と成長し、世は幕末、明治
へと突入する。。。
時代は違えど、お金が要る場面は、現代に生きる我々にも
通じるものがあって、猪山家の家計簿には、面白いくらいに、
節約のヒントがたくさん詰まっていました
堺雅人、仲間由紀恵の老夫婦姿にはちょいと無理を感じ
ましたが(まだお二人ともお若いので…)、
息子役の子役の子も可愛いし、松坂慶子さんもピッタリ!
( ・ิω・ิ)笑えるところも多々!
倹約しつつも、ちゃんと子供を育てあげなくてはいけない。
直之の躾と教えは厳しいが、その後の乱世を息子が無事に
生き抜けるための教えであった。
映像的にはDVDでも十分やけど、映画らしい。
お話は、ドタバタすることもなく、まったりしたストーリー
で、家族愛、親子愛が詰まった、ほんわか心温まる
お話でしたわ
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