先月、こちらの完成披露試写会へ特別にご招待して頂き、
観て参りました~
【告白】 6月5日(土)公開
http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html
監督:中島哲也
出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃
発行部数70万部を突破
本屋大賞を受賞の同名ミステリー小説を映画化。
完成披露試写会前の舞台挨拶には、監督の他、原作者の
湊かなえさんと、上記出演者お三方が登壇されました。
松さんの飾らない、普通の黒いワンピース姿や、
木村さんの真っ直ぐな脚と色っぽいお姿や、
岡田くんの小さく整ったお顔をガン見して・・・終了
脚本の雰囲気が暗いので、みなさん付かず離れずな関係で、
撮影現場も淡々としていたそうですよ。
役に入り込むあまり、体調を崩してしまわれたとか。。。
中島監督ってCMのお仕事が多いお方で、映画では【下妻
物語】、【嫌われ松子の一生】、【パコと魔法の絵本】 などを
監督されてます。
ご覧になった方はお分かりかと思いますが、上記3作品は
とても華やかなタッチで、色彩豊かな映像なのですが、この
【告白】は、暗いイメージによりインパクトを与えるべくCGや
VFXが駆使されていて、空間や時間の使い方がなかなか
事件は、森口の娘、愛美(まなみ)がプールで森口の勤務する
中学校のプールで溺死体で発見されたもの。警察はそれを、
愛美が過ってプールに転落した事故死とみなし、処理した。
しかし、それは事故ではなく、14歳以下であり刑法に問われ
ない少年の浅はかな考えにより生じた殺人だったと
森口は気づいた・・・。
覚悟はしていたけど、松たか子演じる教師の森口悠子が
ホームルームの教壇に立ち、生徒たちを前にして、
「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、
娘は事故で死んだのではありません。この1年B組の生徒に
殺されたのです。」
「ここでは犯人を少年A、少年Bとしてお話します。」
「彼らは14歳以下なので、逮捕されることも、牢屋に入ることも
ありません。愛美は死んだと言うのに・・・」
「私は今、少年Aと少年Bにある復讐をしました。それは・・・」
と“告白”して幕を開けるこの映画…
( ・ิω・ิ)やはり暗い。。。
ミステリー小説は特に、ストーリーを聞くとドキドキ感が減り、
面白くなくなってしまうので、これ以上のあらすじは割愛w
ストーリーは事件を色々な角度から描写します。
・犯人の少年A、Bの担任である前に、まだ3歳の愛らしい娘を
殺されたシングルマザーで被害者の母親である、森口。
・犯人である少年A修哉、少年B直樹。
・少年B(=加害者)の母親
・犯人に気付いたクラスメイトたち
・クラスメイトの中で一人、犯人をイジメない美月
・森口の後任担任のKY教師
それぞれの立場に感情移入すればするほど、誰が悪いとか
それにしても、犯人の母親役の木村さんは、壮絶な役でした。
無邪気に見えても、多感な時期の中学生・・・
少々グロい場面もあるので、好き嫌いは分かれるでしょうね。
後味悪いし。。。
正直、最初のシーンで、
( ・ิω・ิ)え?今の中学校ってこんな感じなの?
って思ってしまうほど、荒れてました。。。
あたしの中学の頃もそれなりに荒れてたときもあったけど、
(あたしも色々悪いコトやりました・・・爆。。。反省。。)
そんなの序の口かも?なんて。。。
どっぷり世界に浸って、映像を堪能するなら映画館かな
お家でこれをDVD観賞すると、観終わった後にその世界観
からパっと抜け出すのに時間かかりそうなんで。。。
そうそう。原作を読んだ方にはどう映るか分かりません。
こーゆー映画化で、原作よりも良いと言われる映画って
なかなかないものなので、期待しなくて良いと思われます。。
クリック!⇒いつもこころはプリンセス