検査入院

検査入院のある一日から

今日は、長い1日でした
術後は二週間に一回を続け、一ヶ月に一回となり、半年に一回、そして今は一年に一度のこのカテーテル検査
結構なリスクのある検査をこの子は、命を守るために、もうかなりの数をこなしてきた
カテの説明は、何度聞いても平気にはなれない
検査の前は、そのリスクに向かわなければならない現実に向き合う
送り出した後は、一人待つベッドサイドで無事終わることを祈る...
母として出来ることは、いつも限られる
信じて祈る それしか出来ない



闘病仲間に辛い状況がおき、部屋を訪れるとお母さんが泣きはらしていた
ただ、ただ、寄り添い、抱きしめる
涙が止まらない
一緒に泣く
そして、もっと強く抱きしめてただただ背中をさすり続け、心寄り添い母である私たちにできることを共に再確認する
私たちは、いつも無力だ
変わってあげることも、状態をよくしてあげることもできない
私たち母親に出来るただ一つのことは、その子の生命力を誰よりも信じてあげること
どんな状況においても、信じて疑わないこと
無力な私たちに残されたそれを共に心合わせる

この記事を読んでくださっている皆さん
小児病棟では、小さな戦士たちの命の闘いが毎日繰り広げられています
今も この瞬間も
どうか 今この一瞬 その子達のために祈ってあげてください
その子の命が精一杯輝くこと、その子に寄り添うお母さんたちが崩れてしまわないように
祈りの力は、本当にあります
どうか、ふと空を見上げた瞬間、祈りを風に乗せてください
その祈りが一人のその子の命を輝かせるかもしれません

　Ｈｉｒｏ

「空へ還りたい」

『天使のアルバム』の「素敵な空へ」の原文です

私は、とても大切な誰かを亡くしてしまった方との関わりが多くて、これは私が大切にしていた大切な親子のことを思って書いたものです
空に還ったその子の想いを感じて。。。そのお母さんの心を感じて。。。
大切な誰かを空に見送った　その誰かの心に優しく届きますようにと　ただただ祈りを込めて

「空へ還りたい」
　　　　　　　　　　　 　あわさんご

あなたがいた頃　
世界は輝いて見えた
あなたが笑った日　あなたが怒った日
あの日の太陽　あの日の匂い
私の中にまだ強く残ってる　生き続けてる

あなたのいたあの時間は　決して色あせることはなくて
あの時に見た星空は　今も私の中に広がってる

あなたのいない時間など　考えてもみなかった
あなたのいないこの場所は　私には広すぎる

ただ会いたい　ただあなたに会いたいの
あの空に飛んでいけたら　あなたに会えるかな
あの空のどこかに　あなたはいるのかな

ふとした瞬間
あなたを感じて生きてる
あなたの匂いも　あなたの温もりも
そのままの写真に　そのままの衣服に
今ここにあなたは在るよ　ほら今ここに

あなたと過ごしたあの日々は　今もきらきらと輝いて
眩しかったあの空は　今も私をすっぽりと包んでる

止まった時間の針は　なかなか動きださなくて
眩しかったあの空に　まだ包まれたまま

ただ会いたい　ただあなたに会いたいの
あの空に飛んでいけたら　あなたに会えるかな
あの空のどこかに　あなたはいるのかな

あなたに叱られないように
あなたに笑われないように
今は前を向いて生きてみるよ

いつか　いつか　還りたい　あの空に
いつか還って　あなたに会うよ
その時まで　私はこの大地で懸命に生きてみせるよ
この大地に　しっかりと足をふんばり生きていく

だから見ていて　
どんな時も　私を一人にしないでね
いつか私もその空へ還るから　
あなたのいる　その空へ

子どもたちよ

「子どもたちよ」

　　　　　　　　　　　　　　　あわさんご　　　

子どもたちよ　あなたは知っているでしょう

平和が　どれだけ暮らしやすく安心であるかということを

子どもたちよ　あなたは知っているでしょう

抱きしめられることが　どんなに嬉しくて命が喜ぶ（輝く）かということを

（子どもたちよ）　武器は相手を傷つける道具です

（子どもたちよ）　そんなものがなくても　世界は１つになれるのです

未来を創る　子どもたちよ

夢をあきらめないでいい世界を創るのです

未来に紡ぐ　命よ

地球の家族の　皆が笑い　皆が支え　皆が元気で明るい

そんなステキな世界を創るのです

人は　幸せになるために生まれてくるのです

人は　幸せになるために生きるのです

人は　元々　幸せな存在　そのものなのです

子どもたちよ　あなたたちはもう　それを知っているでしょう

Ｈｉｒｏ