1年に1度の心臓の状態を見る、カテーテルの検査入院をしてきま
した
私の子どもは、心臓のとても大きな手術をしています
毎年、今の心臓の状態を見るためにどうしても行わなければならない検査です足のつけねのところから、カテーテルを血管の中を通して心臓まで送り、中の状態をみたり、様々な検査をするのです
命をつないでいくために、現段階では避けて通れません
リスクも高く、検査後6時間の寝たまま動いてはいけない時間に息子はいつも悪戦苦闘です
今年も、彼は、ストレッチャーに乗り、覚悟を決めて検査室に無言のまま入っていきました
もっと小さかったころは、恐怖と不安で大泣きをして入っていた息子は、ずいぶんとたくましくなったものです
私にそれができるだろうかと、検査室に入っていく息子を見送りながら、いつも思います
そして、この入院では、いつも今病気と闘っているたくさんの子どもたちとの出会いの場でもあります
小さな体に点滴をつなぎ、副作用の吐き気と闘い、抜けていく髪の毛を承知しながら頑張っている小さな戦士たちです
そして、そんなわが子に、寄り添う親御さんたちの姿
その子どもたちや親御さんたちの姿を見つめながら、いつも心の中で手を合わす私です
どうか、この子達の病が少しでも回復に向かい、お母さんたちも安心できる日が来ますように
わが子のことも含めて、祈ることしかできない私は、やはり無力な一人の人間です
Hiro
春の気配を感じながら、朝はしっかりと冷え込みます
睡蓮鉢に張った氷の下のめだかさん、春はもうちょっとだよ