ブログの更新が、大変遅れてしまったことをお詫びいたします
今日は、息子の闘病仲間の子どもたちから感じて書き留めていたメッセージの中の「僕のお母さん」を紹介します
この子は、生後半年の命と言われて、19年間病気と闘い続けたすごい子です
スティッチが大好きで、毛布も湯たんぽも身の周りにおくぬいぐるみは、すべてスティッチ
おしゃべりが大好きで、戦隊ものの歌をたくさん知っていて、すてきな詩を書く子
その子が先日、神様のもとに還りました
お母さんが口から食事をとるという行為をとても大切にされていたので、摂取した食物がその子の栄養になることはありませんが、皆と同じように食べるという行為を楽しみました
食物は、食道からつないだカウチパックへ
栄養は、すべて点滴から
夜中中のその点滴の管理をその子のお母さんは、19年もの間し続けました
お母さんが看護師の資格をもっておられたので、その子は、ずっと家で過ごすことができました
私たち親子にとっても、その存在は、いつも勇気と力をもらえる大切な存在でした
くじけそうになったとき、二人をおもいました
心が折れそうになったとき、二人をおもいました
病院のベッドの上で、その子と息子が一緒に遠くに見えた花火を眺めたその光景は今も鮮明に私の中にあります
「お疲れ様」と「ありがとう」を沢山たくさん伝えました
沢山の人に愛された君
沢山の人に勇気を与え続けた君
君の闘いの姿は、いつも勇敢でした
ありがとう ありがとう
私たちは、君を忘れないよ
これからも ずっと よろしくね
「僕のお母さん」
神さま 僕のお母さんを頼みます
どうか その疲れ切った体を癒してあげてください
どうか 僕のお母さんのその悲しみを慰めてあげてください
僕は お母さんの笑う顔が好き
嬉しそうに微笑む その顔が好き
どうか僕のお母さんが悲しみに埋もれてしまいませんように
僕はいつもここにいることを感じ 微笑んでくれますように
神さま 僕の最後のお願いです
僕のお母さんを頼みます
君は今 どこにいるのかな 山口県長門市只の浜
これからもよろしくね 山口県萩市菊ガ浜