大きな闘いが終わった冬の日![]()
遠くの海の半島のさきっぽで、沖からの波にあおられ続ける岩にくぎづけになったことがあります![]()

そして、なぜかわかならいけれど、涙が止まらなくなった
その時に書いた詩を季節外れのこの夏に紹介します![]()
皆さんの心の風景にこの詩の情景が浮かぶといいな![]()
大自然の姿にその時の私は、弱音を吐いてしまいそうな自分のその試練のちっぽけなことをことを知り、その生き様の教えをしっかりといただいた
生きることの無情な試練や辛さに向き合った時、自分を励ます道具が見当たらなければ、ふとこの自然界に目をやってみると、生き方を教えてくれるものが実は、溢れんばかりにあることに気がついている人は、どれほどいるのかな
いつもいつも私たちに伝えたくて、届けたくて、支えたいものたちが、今この瞬間も私たちに両手を広げてくれているかもしれない![]()
それに気づく心をもちたい![]()
それを拾い上げては、自分の力としていきたい
今のあなたはどうですか
?
「すごいやつ」![]()
今朝 海を見た
冬の海は荒れていた
そこにすごいやつがいた
しけた波に何度も体当たりされ 白い波しぶきを高々ととびちらし
やつはそこにいた
激しい波の体当たりにも微動足りともしない
逆に激しい波に「まだまだ!」「それだけか!」「もっとかかってこい!!」
とでも言うように
その姿は目に見えない大いなる力との闘いに勇ましく挑んでいるように見える
もう何千年も 何億年も やつはこうして闘ってきたんだ
ここで この場所で 逃げ出すことなく 荒れ狂う波の挑戦を受けてきた
すごいよ すごい
白い波しぶきを高々と飛び散らし 果敢にその勝負に挑むやつの姿が
焼き付いて 私の心から離れない
同じく釘付けになった宮崎すうじ先生の絵画「波」![]()
Hiro
