アジサイ,あじさい(紫陽花)
花言葉は
「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」
日本には10数種が自生しています![]()
原種は、青紫色とされていて、花びらにみえるのは「萼」。
本当の花は、中心部分の丸い粒のような部分です。
もともとは、「あずさい」と呼ばれていたとされています。
「あず」は「集まる」、「さ」は真、「い」は「藍(藍色)」の省略形・・・
つまり、「真の藍色が集まっている花」といったような意味合い![]()
土壌のph(酸性・アルカリ性)によって、あらわれる花色が異なることでおなじみ![]()
酸性が強いと青みがかり、アルカリ性が強いと赤みがかる。
アジサイは、咲き始めからだんだんと花の色を変えることから、移り気な花と呼ばれていますが、これは心変わりからではなく、美しくなるための試行錯誤のような気がします。
現に、いちど地面に根を張ったアジサイは、冬の間は枯れたように見えながら
、春になると再び、強い生命力で新芽を伸ばし
、緑の葉を広げます![]()
そしてその花たちは、日々美しくなるために色を変え、それでも満足せずに、また、色を変えていくのです![]()
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そんなアジサイの中に、シーボルトは、つかの間の愛人として生きた「お滝さん」の姿を重ね合わせたのでしょうか。
名前だけを連れて帰ったシーボルト。
「人の心をごまかすように 七つのおたくさ紫陽花は オランダさんの置き忘れ……」
と、長崎を舞台に、お滝さんをうたった悲しげな曲が残ります。いつもその身を雫でいっぱいにしている印象が強いアジサイ![]()
お滝さんのことをうたった悲しげな曲を思い出すと、その雫は彼女の涙にも見えてきてしまいます。
水が大好きで、人(?)一倍水を吸収するアジサイらしい話でもあります。
そんな彼女の面影を残すアジサイの花ことばは「ひたむきな愛情」です。
古来より、アジサイの花を乾かし煎じて飲むと、解熱作用があるといわれています。好きな人に想いをこめて贈れば、なにかいい結果がでるかも・・・・![]()
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