「もしも 病気にならなかったら」
ママ、もしも僕が病気にならなかったら、どんなだったろうね
好きな物食べて
好きなことして
いっぱい遊んで…
だけどね、病気になってなかったら、
もしかしたらこんなにママと一緒にいられなかったかな…
ふつうに生活できる子供たちが、いいなと思う
うらやましいし、ぼくには夢の中の世界…
僕が友達だったら教えてあげるのに…
したいこと、やってみたいことを諦めないで生きていけるのって、
本当に幸せなことなんだよって
大丈夫!君には沢山のチャンスが与えられているんだよって
元気な子供たちに教えてあげたいね
学校に行けるのって… 幸せなこと
友達と走り回れるのって… 幸せなこと
ご飯をおいしく食べられるのって… 幸せなこと
点滴がないのって…
体が楽なのって…
わがまま言えるのって…
我慢しなくていいのって…
したいこと、やりたいことをそうしたいと素直に思えること
そうできること
自由であること
その子たちも、悲しい事も、くやしい事も、ままならないこともあるかもしれない
だけど、やっぱり幸せだね
きっとそれでも幸せだってことに気がつかないくらい幸せなんだよ
このメッセージを命を伝える講演に出向き、たくさんの闘病の小さな戦士たちの姿を紹介しながら、元気に過ごす子どもたちと親御さんに伝えている
普通に暮らせることは決して当たり前なことではないことに気づいてほしくて
それはとてもありがたくて幸せなことなんだと気づいてほしくて
いつも子どもたちは、小さな戦士たちの懸命に生きる姿や生ききった姿から、多くのことを心に感じてくれる![]()
このメッセージの意味を理解してくれる
元気に過ごす子供たちも、闘病の子どもたちも、障がいを持つ子供たちも、子供たちはいつも笑っていてほしい
自分は愛されていると安堵していてほしい![]()
私たち親は、その笑顔と安堵をいつも守ってあげられるように、今日も懸命に生き、目の前の子どもたちを抱きしめてあげたい。
そして、夜眠る前。。。
そっと、自分のことも抱きしめてあげよう。。。
「今日も、私、よく頑張ったね。えらいね。ありがとうね。明日もよろしく。」と