9月19日に一度は、余命を宣告され、命のぎりぎりの綱渡りをし、大きな手術を乗り越えて今を生きる子供たちの集まるサマーキャンプに参加した
長い闘病生活を経て、現在は自宅から元気に学校に通う子供たち
それぞれに必要なケアがあるものの、病院を離れ、ありがたい家庭での生活を送っている
「だ~るまさんがこ~ろんだ!!」![]()
子供たちはキラキラの笑顔で、だるまさんが転んだのゲームに夢中![]()
鬼が振り向くと前進の足をとめ、動いたのを鬼に見つからないように必死に静止しながら、捕まった仲間を助ける遊び
「きゃははは!!」「ぎゃ~ 逃げろ!!」「○○ちゃん、動いた!!」

その姿を目を細め、嬉しそうに見守る親御さんたち
今、キラキラの笑顔で遊ぶことのできる子供たちの“今”という時間を愛しそうに見つめている
我が子の苦しい時間を知っている
吹き消されそうな命の火を必死に守ってきた
“今”があることは奇跡的なことなんだと知っている
かつて、闘いの最中にあったときには、こんな安心感の中こんな風に微笑むことはできなかった
我が子に微笑みを必死に傾けていた時間
他に何もできなくて、我が子に微笑みを持ってその不安から守っていた
皆、ベッドの上で動けなかった時間のある子供たち![]()
辛い処置にも長い間耐えた子供たち
こんな風に走り回って遊ぶことも、病院の外に出ることも諦めていた時間がある![]()
皆、闘い抜いた勲章の手術の大きな傷を持っている
勇気の証し![]()
夢中で遊ぶ子供たちとそれを眩しいように見つめる親御さんたちの姿
そして、このサマーキャンプを支えるスタッフの方の温かい見守り
その場所全体がふんわり温かい空気に包まれているようだった![]()
どうか、いつまでもいつまでもこの幸せが守られますように![]()
子供たちの成長をこうして親が見つめる このあたり前のような親子の時間がこの先 ずっとずっと続きますように![]()
サマーキャンプに参加させてもらいながら、ただただ心の中で祈り手を合わせる![]()
そして、この時間のあることへの感謝を捧げる
子供たちのこのキラキラの笑顔が いつまでもいつまでも 守られますように
夏の空の飛行機雲
