子供は生まれる親や家を選べない

極貧家庭

両親が社会的逸脱者であっても

生まれることを拒否できない

 

そういう意味では

現状が自ら選択した結果であるとは言いまい

 

小さな子供に

そこから脱する手段を考えろといっても無理がある

子供にできるのは

これは勝手な想像になるが

劣悪な環境でなんとか生き延びること

に集約されるような気がする

 

 

 

 

 

学校内のいじめでさえ

教職員がいじめの事実は確認できなかったと

隠ぺいするのだから

 

学校よりプライバシーが保護された

家庭内の状況を外部から知ることが

いかに困難であるかは自明である。

 

かと言って

強制力と伴う巡回家庭訪問的な制度で

個人の生活を徹底的に監視する社会

で子供を虐待から保護するというのも

何かが違うような気がする

 

陳腐なアイデアではあるが

昔ながらの近所づきあい

ローカルコミュニティのネットワークへの参加を呼びかけ

各家庭に問題に適切に対応する

 

あくまでも

自主的にという原則を貫くと

限界がある

他人の家のことに口出しするな

と罵声を浴びてまで

他人様の家庭事情に介入する人も今時いないだろう

 

今こうしている間にも

親からの虐待に怯えてながら生きている子供がいるという事実

 

何か解決策はないものだろうか

 

参考

 

 

全国の児童相談所(児相)が2019年度に対応した18歳未満の子どもへの虐待件数の速報値は19万3780件と、過去最多だった。 厚生労働省が18日、発表した。 前年度から3万3942件(21・2%)増え、増加も過去最大となった。2020/11/18