日本のリアリティショーのスターの死 

ネットいじめが 注目される

 

Spotlightと書いてあると

脚光を浴びる を思い浮かべるが

なんとなく日本語で脚光を浴びるというのは 良い対象に対して使う言葉のような気がする

 

麻薬で捕まって脚光を浴びる

有名な大企業が損失を出して脚光を浴びる

 

 やはりピンとこない ような気がする

 

華々しい発明が脚光を浴びる

地道に続けてきたボランティア活動が脚光を浴びる

 

ネットいじめが脚光を浴びる

やはりこれは誤用だろう?

 

 ネットいじめが注目されている

 

英文でスポットライトは対象がポジティブ、ネガティブを問わず使えるということなのだろうか

 

しかし、日本語でも照らし出す という言い回しがある

 

ネットいじめの闇を照らし出す

これなら 対象がネガティブでも 違和感がない

いやむしろ対象が 今まであまり目立っていなかったものに使う べき言葉ではないだろうか。

 

しかし原文には闇という文字単語は入っていない

 

照らし出すを使えば原文のスポットライトが活かせるが

ネットいじめを照らし出す

だけでも意味として成立しないことはないが 個人的に今ひとつしっくりこない。

 

 

ややこしいことに英文ではこういった新聞の見出しは文法的に未完成であっても構わないという暗黙のルールがある

 

よってそれを日本語に訳すと そこに翻訳者の意志が介在してしまう ことは多々ある。

 

日本のテレビリアルティショースターの死

ネットいじめの闇を照らし出す

 

日本のテレビリアリティショースターの死 

ネットいじめに注目

 

 どっちでも大して変わらないかもしれない