まだ火の使い方を覚えたばかりの人類が 一番初めに作った料理は 焼肉か焼き魚であることは間違いない。

 

おそらく 焼肉の方が先だとは思う。

山火事で逃げ遅れた動物の死骸を見つけた若者が これ食えんじゃね?

と思って恐る恐る口に入れたところ マジ生肉よりうめえじゃん!

 

その噂を聞いた 海辺に住む人類が 動物って 焼いて食うと美味しくなるらしいぞ

じゃあ魚も焼いたらうめんじゃね?

おそらく海水もついていたので結果的に魚の塩焼きが出来上がった。

塩味の発見はおそらくこんなところから始まったのではないだろうか。

 

その噂を聞いた山に住む人類が 塩つけて焼くとうまいらしいぞ しかし山には塩がない そこで太古のグルメな人が 自ら仕留めた動物を持って海辺の 集落へ行き交渉した。

悪いけど あんたんとこの塩とこのウサギ交換してくんねえか?

このうさぎ焼いて食うとうまいんだけど 塩かけて食ったらもっと上手くなるって聞いたもんで

 

こうして人類は物々交換を知るのであった。

 

 

それから何万年も経過しているのに

私まなつさんは 当時と変わらぬものを食べている。

煙にある程度燻されている昔の人が作った焼き魚をの方が美味しいかもしれない。

 

新鮮な魚は目を見るとわかる

純粋な心を持った人は目が澄んでいるというのはちょっと怪しい(笑)