葉っぱと言っても

新芽の部分

 

庭の小さな花壇からはみ出していたのでカット

 

 

実はこの部分を食べるのはまなつさんの思いつきではない。

 

今から30年くらい前のことだ。

中国雲南省の西双版納(シーサンパンナ)という僻地でタイ族の人が経営するレストランでこれを食べたことがある。

 

店のオーナーの息子らしきタイ族の青年はタイ語話せる?と英語で聞いてきた。話せないというと、ここに来る日本人旅行者はタイ語できる人多いんだよ、と教えてくれた。

 

その日はそのレストランで結婚式があったようで、残り物の食材を食べろ食べろお金要らないという感じで勧めてくれた。別に残飯ではなくちゃんと鍋に残っている物を持ってきてくれた。この日誰かがここで結婚式を挙げなければカボチャの芽のスープを食べることも無かったはずだ。

 

カボチャの芽のスープだけが印象に残って、機会があったら自分で料理してみようと思いながら早30年!

 

残念な事にスープの具材は全く覚えていない。

 

だからこれを見て

 中国雲南省の シーサンパンナのタイ族の人が作る料理だと思わないで欲しい 。

 

今思い出したが花やツボミも入っていた!

 

イタリアンにハマるはずが

もろアジアンテイスト

 

it's me. 

 

そうめん

 

面倒なのでスープの素

豚肉、そしてカボチャの芽

既に完成。

タイ族に敬意と言うわけでもないが鷹の爪

 

盛り付け

やべぇ! 個人的に美味そう

 

 

 

 

 

30年ぶりに食べたカボチャの芽

クセもなく

これと言って主張もなく

表面にはえている細かい毛が少し気になるといえば気になる程度

 

白菜には白菜の

ほうれん草にはほうれん草の

固有の味があるが

カボチャの芽には

そういう主張がほぼ皆無

 

美味しいか聞かれたら

不味くはない

 

不味いの?

と聞かれたら不味くはない

 

そんな印象

30年前にも思ったことを今思い出した。