私にとっては、かなりの重傷で、すでに、入院生活16日目。
ようやく、リハビリも順調で、今や松葉づえなしで歩いている。病院の階段ではあるが、PTさん付き添いだが、階段の上り下りも今日もやった。
PTさんが美人なのです。もちろん、そんなことで(とは失礼しました)、リハビリの励んでいるわけではないが。回復が早いとは言われている。内心はちょびっとうれしい。
左脚は、「ニーブレース」という日本語では、「伸展位膝関節支持帯」
Starighted Position Knee-Joint Immobilizerなるもので固定されている。そのために、腿の辺りの筋肉のこわばりがあって、リハビリで揉んだもらうと痛気持ちいい。
まだ、退院までは最低でも1週間はかかりそう。
私のベッドは、窓際なので外の様子がよく見える。今日は、よくツバメが飛んでいる。
毒にも薬にもならない、お話でした。
おかげで、本が読める。『原民喜ーー死と愛と孤独の肖像』(岩波新書)を読み終えた。家にある、芳賀書店版『原民喜全集』を退院したら、改めて読んでみようと思った。
著者の梯久美子さんの「あとがき」にこんなことが書いてある。
《現在の世相と安易に重ねることもまた慎むべきであろうが、悲しみを十分に悲しみつくさず、嘆きを置き去りにして前に進むことが、社会的にも、個人の精神にも、ある空洞を生んでしまうことに、大きな震災をへて私たちはようやく気づきはじめているように思う。》と。
どこかの総理大臣にはこの言葉の意味は届かないだろう。それが悲しい。