次男が週1回、幼稚園から借りてくる絵本も、今回が最後。
何を借りてくるのかな~?と思っていたら、
「にじいろのさかな うみのそこのぼうけん」でした。
おお!嬉しい!!
なぜって、このシリーズの一番最初のお話である「にじいろのさかな」は、
この次男がお腹にいる時に、小学校のパネルシアターで作成した思い出の
絵本なのです。制作は夏休み明け、というのがその頃のパターンで、
出産予定が8月末だったので、下絵と台本作りを担当し、
後は読み聞かせ仲間に託したので
すが、みんなの素晴らしいアイディアが
盛り込まれ、とても素敵な仕上がりになっていたのでした。
ですが、実は次男にはまだ「にじいろのさかな」は読んであげたことが
ありませんでした。本棚に並んでいましたが、次男はスルーだったのでした。
それが、幼稚園から、最後に借りてきたのがこの本だなんて、
出来すぎな感じ。驚きました。思わず、
「この本、初めの話がおうちにあるよ!!」
と見せてしまいました。
借りてきた火曜の晩は「にじいろのさかな うみのそこのぼうけん」だけ読みました。にじうおという魚が、大事なきらきらうろこを落としてしまい、海底に探しに行くというお話です。
昨日は両方読みました。「にじいろのさかな」は、自分のきらきらうろこを
仲間に分けるまでのお話です。にじうお(にじいろのさかなの名前)の
「さいごのひとつのきらきらうろこがどの位置か」
がすごく気になったようで、ちょっと待ってと、両方の本の絵を見比べて
いました。
今晩はまた「うみのそこのぼうけん」でしたが、うろこ、とれたのここだっけ?
とまた確認していました。
落としたうろこの代わりを与えようとする海の仲間に、
他のものはいらない、無くした自分のうろこだけが欲しいんだ、という
にじうおの願いは、大人の私にも響きます。


探し物つながりでもう一つ。
先日幼稚園で、ドッジボールの時に歯が抜けた男の子がいたようで、
その歯を先生方が一生懸命探して、とうとう園庭から見つけられました。
探す人が増えていく時の自然な感じも良くて、
幼稚園の姿勢とうものが感じられて、よい幼稚園に通えてよかったなあ、
と思いました。
担任の先生ももちろん素晴らしい先生ですが、担任ではない先生も、
子どもの縄跳びやドリブルを数えて手に記録を書いてくれたりというのが
日常的な生活で、全体で子どもの成長を見守って下さっていることに感謝です。