また、Jリーグ発足時にラモス瑠偉をはじめとして、特にブラジル出身のサッカー選手などがつけているものを、一般的に「ミサンガ」と呼び、それが定着したと思われる。しかしよく誤解されるが、ポルトガル語が公用語となっているブラジルではミサンガとはいわない。これはブラジルにおけるポルトガル語は、すでにポルトガル本国と異なりブラジルポルトガル語と呼ばれる独特な言語文化が形成されていることによるものである。
さらに、ブラジル出身のサッカー選手の多くがつけているのは、バイーアにある BomFim(ボンフィン)教会の周辺で売られている Fita (フィタ、リボン・ひも状のもの)であることから、フィタもしくは、そのままボンフィンと呼ぶのが一般的である。またボンフィン教会のそれを真似た他の教会のフィタも存在する。
ボンフィンには【+Lembrança do senhor do bonfim da Bahia+】(レンブランサ・ド・セニョール・ド・ボンフィン・ダ・バイーア、訳:バイーアの良き結末の主の記念)と書かれており、長いリボンを手首や足首に2回巻き、3回結ぶが、その時に各1回ずつ計3回お願い事をする。それが自然と切れた時に願い事が叶うといわれている。
このフィタはもともとはMedidas(メヂーダス、直訳:長さ、大きさ、物差し)と呼んでいた。その理由は、フィタはキリストが十字架に磔にされた時に、釘で打ち付けられた脇腹と手首の長さを表したものだったからである。Web上では右腕の長さを表しているという説もかなり多いがこれは誤りである。