アーユルヴェーダ活動家のスミヨシマチコです！

アーユルヴェーダの施術や、お菓子作りをしています。

今日は、お菓子作りをしている、ラサーヤナ工房からのお知らせ。

本日9月9日午前9時から、新商品が発売されました！

それが「ギーを食べるマドレーヌ」。

https://atelier-rasayana.hp.peraichi.com/madeleine

ギーって知ってる？

ギーと言うのは、バターの不純物を取り除いた純粋なオイルで、

バターオイルなどとも呼ばれています。

このギーは、アーユルヴェーダではあらゆる油脂の中で最も優れていると言われ、

オイルだけれど消化に負担をかけずらく、さまざまな効能があります。

ギーの効能

①冷性を持っているので、体の熱を取ってくれます。

なので、熱がたまることで悪化する部位である「眼球」のケアには

ギーを使うわけです。

実は現在の季節、晩夏から秋にかけては

体の中の火のエネルギーが悪化しやすい時期です。

夏の間に体にため込んだ熱が最も増えているからです。

そんな時期にはギーを取るのがあっています。

火のエネルギーの鎮静にはギーなのです。

秋はギーを食べましょう！

②消化に負担をかけすぎず体に油分を与え滋養する

この作用により、体が乾きやすく軽くなりがちな

風のエネルギー（ヴァータ）多めの人にもギーは勧められます。

冷性があるので、いいの？ってなるかも知れませんが、

潤いを与える作用の方が強いのだろうし、

今の時期なら、風の人も火のエネルギーが悪化しやすい時期ですから

多少の冷性はマイナスにはならないはず。

なので、主に風の人、火の人に勧められるのがギー。

水のエネルギー（カパ）が多い人は、

もともと水分も油分もたっぷりで潤ってる人なので

油分をあえて勧められないんですよね。

でも、本人は油やコッテリしたもの、甘いものが好き。

なので、食べすぎ注意！なのはもちろん、

消化力をあげるものと一緒に食べると良さそうですね！

ギーは乳製品

ギーは牛乳から作られる乳製品です。

ただ、牛乳から作るとなるとめちゃくちゃ手間と時間がかかります。

なので、日本ではバターを火にかけて不純物と分離させて自作するか

ギーとして販売してるものを使うかが多いはず。

今回使わせてもらうことになったギーは、「A2ギー」。

これは、「A2ミルク」と言う牛乳から作られたギーなんです。

牛乳にはA1とA2という種類がある

これは、私も最近まで知らなかったんですが、

牛乳に含まれるたんぱく質のひとつであるβカゼインには

Ａ１とＡ２の２タイプがあるそうで。

一般的なホルスタイン牛には

Ａ１タイプのみを出す牛

Ａ１タイプとＡ２タイプの両方を出す牛

Ａ２タイプのみを出す牛

の３タイプに分けられます。

この中で、上の二つはA1ミルクに分類され、

A2タイプのβガゼインだけを出す牛さんから生産されたものが

A2ミルクと言うわけ。

これは、貴重な感じ！！

そして、βガゼインのA1タイプというのが

いわゆる「お腹がゴロゴロする」原因とも言われてるそうなので

A2ミルクは、そういう方にも飲める牛乳らしい。

日本ではまだあまり馴染みがないA２ミルクですが
海外では消化管に炎症を起こし難く吸収が良いミルクとして、
ニュージーランドやオーストラリアをはじめ

ここ数年急速に市場のシェアが広がって来ています。

（蒜山酪農農業協同組合ホームページより）

A2ミルクで作られたA2ギー

そんな希少なA2ミルクで作られたのがA2ギーです。

今回、縁あって北インドのアーユルヴェーダカンパニー

JIVA AYURVEDAで作られたA2ギーが手に入りました。

日本のジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分先生を通じて

購入させてもらいました！

今回のお菓子は、この貴重なギーを食べてもらうためのもの。

かなり時間をかけて、ゆっくりレシピを選んで試作して

「マドレーヌ」と言う形に決めました。

こんな素晴らしいギーを使ってお菓子を作れるなんて光栄です。

次はいつ作れるか分かりません。

ぜひこの機会にお試しください。

https://atelier-rasayana.hp.peraichi.com/madeleine

A2ミルクって知ってますか？【新商品「マドレーヌ」販売開始！】