午前中、Msウィリアムが、
2人の低学年を連れ出して、
外に行くという。
「TJ come on!」と言われ、ついて行く。
すると、はらはらと落ちる雪をキャッチ。
今日でランチを食べるのも最後。
ランチスタッフのMs ヘザーが、
息子の大好きなランチにしてくれた。
最後のランチになんて粋な計らい。
バーベキューポークサンドイッチ。
よかったな。感謝だな。
父は泣きそうだよ。
食べている。
意味がわならないが、ツッコまない。
左のラティーシャは、めっちゃ左腕に
ペイントしている。
そして、エイデンの髪型はなんなんだ?
そして、この寒いのにTシャツ…
当然、ツッコまない。
かと思うと、同じテーブルのダコータが、
騒いでる。
わかったよ。
って言うか、なぜ1年間フードかぶってんだ?
それで、なに?
全部リュックに入ってしまったって!
だから一人で爆笑してるのか…。
ここに来て、やっと訛りの強い英語が
わかるようになってきた。
輪ゴムとかする文化ないのか!
とはツッコまない。
リュックからトレイに出した時、
ポテチと一緒に鉛筆の芯が混ざってたぞ!
毎日、本当にありがとう。
カナダでもらったたくさんの愛を、
どう恩返しするばいいのか悩んでいた。
ある時、カナディアンに教わった
恩送りの言葉を思い出した。
恩送り…とは、
誰かから受けた恩を、
直接その人に返すのではなく、
別の人に送ること。
英語で''Pay It Forward”と呼ばれる。
カナダでもらったたくさんの恩を、
日本や世界のどこかでPay It Forward
しようと思う。
(父)
「ラストランチ」
ぼくは今日がラストのランチだった。
そして今日のメニューは、
ぼくの大好きなランチだった。
それは、とてもおいしかった。
それは、とてもおいしかった。
2回書くほど、おいしかった。
なぜぼくの大好きなメニューだったか聞くと、
ランチを作ってくれたヘザーさんが、
わざわざぼくのために作ってくれたのだ。
ヘザーさんはとても優しかった。