私の人生のターニングポイントとなった大学受験
私の第一志望の大学は、私の偏差値よりも10程偏差値が高い外国語大学でした。私は外国や英語が好きだったので、英語を仕事に活かしたいという目標があり、その大学を志望しました。
高校で英語の先生に頼み、その大学の推薦を受けるために週に2回、放課後に発音を直す練習と、英語面接の対策をしてもらいました。
普段授業では注意されないことも細かく注意され、泣きたくなったこともありましたが、そのおかげで私の発音は少しずつ良くなりました。
大学受験の当日は、私よりも優秀な学生がたくさん集まっていました。
私の斜め前に座っていた女子学生は、英語の文章をノートに書いて待ち時間を過ごしていて、外国語学部を受験するのは、それなりの英語力が必要だったということを痛感しました。
やはり、私の面接はボロボロで、担当のネイティブの面接官はイギリス英語やアメリカ英語でなくほとんど単語すら聞き取れないような訛りのある英語を話し、私は何ひとつ答えられませんでした。
その後の日本語での面接もそのショックで自分が何を言っているかもわからない状態でした。
その後、私は母に他の大学で経営学部を受験してみたらどうかと言われました。
担任の先生に相談したところ、「英語がやりたいなら他の学部でもできる。
英語ができるだけでなく、経営学の知識があり、更に英語ができた方がより就職にも役立つのではないか」と言われました。
そこで、私は一般入試で自分の偏差値にあった大学の経営学部を受験しました。
そして、その大学に無事に合格し、その大学で大学のパンフレットの在校生紹介のページに載るほど優秀な成績で卒業することができました。
勿論、大学では英語のほか、フランス語や中国語などいくつかの外国語も学ぶことができました。
大学受験のあの時、外国語学部や偏差値にこだわっていたら全く違った人生をあゆんでいたと思います。
大学受験に役立った暗記法
大学受験は、普段から教科書をわざと雑に扱い、ボロボロになるような扱いをしていました。雑なくらいの書き込みやマーキングをして、折り目をつけて、乱暴にページをめくったり。無臭ちゃん
ページにしわが寄って、ふわふわすることでページがめくりやすくなります。
それくらい使いこんでました。
教科書に使用感が出ることで愛着が湧き、愛着が出ることで更に勉強し、記憶するパワーも増す気がしました。
参考書も同様です。
沢山の参考書を使うと中途半端になるので、厳選したものを数冊、ボロボロになるまで使いました。
雑な扱いでボロボロにして、意識的に愛着を増す方法は、入りたい大学に入れたので私には効果がありました。
一種の自己暗示だと思います。
「意識的に使い込んだ教科書→使いやすい→私は勉強が好きなんだ(自己暗示)→自己暗示で、更に勉強する」という流れです。
その自己暗示、テキスト類をボロボロにして愛着を増す方法以上に効果があった勉強法(暗記法)があって、それは受験に関係い現在も続けています。
手書きで、再生紙などの薄茶色で柔らかい紙を選び、に青いボールペンで暗記したいものを繰り返し書き続けるという方法です。
青い字で書くことで、何故か頭にスルスルと入ってきて覚えやすくなるのです。
ネットで検索してみると、青字で書くと覚えやすいということを書いている人が結構多いので、何かキチンとした理由があるのかもしれません。
何か丸暗記したいもの、例えば単語やフレーズ、数字などは、ひたすら青いボールペンで無心に書き続けることで楽に頭に入ってきます。
受験に関係なく、現在でも暗記法はこれが一番効果的だと思って続けています。
ただ目で見るより、書くことで念押しになるのか、忘れにくくなります。
赤や緑のチェックシートも結構使いましたが、シートをかぶせて見えない部分の答えは、やはり青字で紙に書くようにしていました。
書くことで記憶の確認作業と、刻印のようにしっかり記憶に留める効果があるように思います。
受験勉強は暗記という作業が重要なポイントになるので、どれだけ精度高く覚えているかが結果に繋がると思います。
単純ですが、青いボールペンや青いインクで手書きを繰り返すという反復学習法は目に見えて効果が出るおすすめの勉強モデル(暗記法)です。