センター試験の記憶
わたしが大学受験したのは、もうかなり前の事になりますが、今でもはっきり覚えています。一日目のセンター試験はかなり寒かったのですが、早めについたので会場に入れず外でがたがた震えていました。
近くの県立高校の学生たちが、横断幕を広げて最後に気合を入れていました。
どうも聞いたところによると、伝統らしいです。
わたしは新興の私立高校の学生だったので、そういうのはまったく無く、ただがんばれ~っと担任教諭に言われただけでした。
センター試験って、かなり時間がかかりました。
最初に試験から、次の試験まで2時間近く開いていたので、なにもすることが無くて、ぼーっとしていました。
本当は緊張していたのですが、友達に緊張しているのを話すのがかっこ悪かったのでわざとぼーっとしてました。
持ってきていたお守り代わりの参考書は、本当にお守りにしかなりませんでした。
その後会場の大学から歩いて駅まで向かったのですが、クリスマスイルミネーションが年明けまで飾ってあるということで、ものすごくきれいだったのを覚えています。
普段は行かない県庁所在地でのセンター受験だったので、街だなあと思いました。
でも、やっぱり緊張していたのか、その日の夢ではセンター試験を解いていました。
悪いことは考えなかったのか、本当にただセンター試験を解く夢でした。
友達も同じような夢を見ていたようなので、受験生あるあるなのかもしれません。
二日目のセンター試験は少し慣れたもので、余裕さえありました。
わたしは自己採点は試験が終わった後にする予定だったので、終わったことはしかたない、とかきっといい点数だよとか思っていました。
自己採点をしなかったのは、二日目の点数のほうがよかったことから、結果としてよかったと思います。
センター試験の結果が思ったとおりだったので、無事に進学することができて、いい思い出となりました。
本当に緊張する試験なので、精一杯がんばってほしいと思います。
受験に必要なトラブル処理の精神力
○年前、地方出身の私は某有名私立大学を受験するために、叔母の家に滞在していました。志望校はすべて東京の大学だったため、滑り止めも含めてまとめて受験しようと1週間ほど滞在していたのです。
比較的志望度の低い大学や学部の受験が徐々に終わり、一番行きたかった学部の入試が明日に迫ったその日、次の日の荷造りをしていると大変な事実が発覚しました。
なんと受験票がないのです。
受験票は実家に届くため、東京に出発する前にしっかり入れたはずなのにどこにもない、これでは受かるかどうか以前に受けることすらできなくなってしまいます。
でもここであきらめて帰るのはどうしても納得できず、とにかく受験会場まではいかねば気が済まない!と予定通り受験会場に向かいました。youtubeエロ
熱意をもって直談判すればなんとかなるのでは、と意気込んで受験監督に声をかけると「実は受験票を忘れてしまったんですが…」「では受験票の再発行をあちらで行ってください」長々説得するつもりだった私は拍子抜けしてしまいました。
指示された場所に行くと、名前と生年月日を言っただけであっけなく受験票は再発行されました。
その学部は一学年で1200人の定員で倍率は14倍、つまりは16800人の受験者がいるわけです。
受験票を忘れるという受験生は毎年多数いるらしく、再発行も恒例行事なんだとか。
張りつめた気持ちが一気に解放されて、これまでの受験にないほどのリラックスした状態になりました。
しかも前日から受験票のことしか考えていなかったので、入試そのものに対する不安をすっかり忘れていて、いざ試験が始まると驚くほど落ち着いて問題に取り組めました。
結果合格!受けることすらできないと思っていたのに、かえってトラブルを味方に付けたようでした。
問題を解いているときにあきらめないのはもちろんですが、どんなことが起こっても結果が出るまであきらめないということが受験には重要な能力なのでしょう。
学力ではない隠れた勝負ポイントかもしれません。カリビアンコムクーポン