メジャートリップのモリオとミヅキ
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【クリスマス~年末年始海外旅行記・ビジネスクラスで世界半周16日間の旅 | アフリカのサファリ編 54】川辺で食べるサファリのランチメニュー
2018年1月1日
ランチタイム
それではいよいよランチタイムが始まる。今日もタンボが食事の準備に取り掛かる。テーブルクロスも準備してきていたようだが、今日はテーブルになるような場所は無い。さて、こんな場所で食べるランチ、どんな料理が出てくるんだろうなぁ。
魚の歯?
このランチが行なわれる場所の地面には、ピラニアか何かの鋭い魚の牙の骨が落ちている。何かの動物が川で魚を獲って、ここで食べて捨てていったのだろうか。ちゅうか、こんな危なそうな牙を持った魚がこのルフィジ川に居るというのか・・・。ワニもうようよしてるし、、、ほんとデンジャラスな川だ。
ポタージュスープ
ランチで最初に用意されたのは、いつもの夜のビュッフェでもおなじみのポタージュスープ。昨日の夜のガラディナーで出されたポタージュスープは味が薄くてまずかったんだけど、、、今日のこのスープ、、もしかして、昨日の残り?恐る恐る、スプーンで口に運んでみると、、、お、ちゃんと塩味が効いている。よかった。昨日の残りではないようだw
ハッシュドビーフのようなシチュー
スープが終わったら、いよいよメインディッシュがサーブされる。今日のランチのメインはライスと、その上に掛けるハッシュドビーフのようなスープ。でもハッシュドビーフよりもケチャップ味が効いてて、どこかハヤシライスにも似てるような味わい。うん、美味しい。沢山準備しているようで、かなり大量にお皿に盛ってくれるが、、、そんなに食べられないぞ(汗)。なんとか完食。
パイナップル
デザートにはパイナップル。非常に熟れていて甘くて美味しい。今日のボートサファリも、私達二人だけしか居なかったが、ちゃんと3品付いたランチを用意してくれていた。ごちそうさまでした!
タンボの昔話
食事も終わり、水を飲んでまったり寛いでいる時、タンボが自分の昔のサファリガイドの体験を話してくれた。サファリのガイドといっても、そのガイドには、ジープに乗ってただ単にゲストに動物の説明をするサファリガイドと、ゲストの安全を確保しながらサファリを進行していくネイチャーガイドがいて、そのネイチャーガイドは、動物のことだけでなく自然にも精通し、また料理を用意したり、時には重たい銃を抱えて危険な動物からゲストを守ったりと、スーパーマンのような働きをするのだそうだ。そして自分も、そのネイチャーガイドの一人だと胸を張る。
最近では少なくなってしまったそうだが、本当のウォーキングサファリでは、ゲストの列の前と後ろにガイドが銃を持って安全を確保しつつ、歩いて野生のゾウや、ライオン、バッファローといった危険な動物たちを探してサバンナを歩きまわるのだそうだ。その手に持つ銃は相当の重さがあるのだが、肩に掛けていたんでは万が一の時に銃を構えるのが遅くなるため、常に手に握って持ち歩くそうだ。そんなヘビーなサファリガイドを、この背丈の小さなタンボがこなしていたとは。その昔話をしている時のタンボの表情は非常に活き活きとしており、本当にこのサファリガイドという仕事が大好きで誇りを持っているというのがヒシヒシと伝わってくる。タンボは現在60歳。体力的にもかなり限界に来ているかもしれないが、元気なうちは是非このサファリガイドの仕事をやり続けて欲しいと思った。
続く・・・
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