メジャートリップのモリオとミヅキです
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【クリスマスから年末年始海外旅行・ビジネスクラスで世界半周16日間の旅 | アフリカサファリ編 33】アフリカ・ジープサファリももうすぐフィナーレ。
2017年12月30日
午後もサバンナを走る
昼食も終え、再びセルーのサバンナを駆け巡る私達。どこまでもだだっ広いアフリカ・タンザニアの大自然が広がる風景。ずーっとこんな景色を見ていると、感覚が麻痺してくるというか、この景色が当たり前になってきて、今まで生きてきた文明社会の中での生活が遠くなるというか、、、なんだろうこの気分は。そのぐらいこのアフリカの大自然の懐は計り知れないほど深い。
アンテロープ
そんな広大な自然に紛れて、アンテロープが木陰で休んでいるのを発見。木を基準に考えて、体長は馬ぐらいあるんではないかというぐらい。角がトグロを巻いている。話によると、このアンテロープは種類によっては時速100kmで走れるものもいて、陸上で最速の生き物の1つでもあるのだとか。ちゅうか、こんな巨体で時速100kmとか、、、野生のパワーは計り知れない。
カバが歩いている
このくそ暑い中、水たまりのある場所でカバが歩いているのも発見する。背中には、、、あれはサギなのか?w泥まみれのカバと、その背中に優雅にとまっている白い鳥。この何とも言えないアンバランスな風景には思わず笑ってしまう。
ジャングルのような場所
さて、私たちはジャングルのように木々が生い茂った場所にたどり着いた。10mほど向こうには、少数のゾウの群れ。バッファロー、ライオンに引き続き、ビッグ5の1つ、野生のゾウが目の前に現れたのだ。ゾウとの距離はこんな感じ。ライオンよりもかなり離れた場所からの観察だ。どうやら、このゾウというのは、昼間のライオンよりもかなり危険なのかもしれない。
ゾウの習性
ゾウの食事風景を観察しながら、タンボがこのゾウの生態について説明を始める。この野生のゾウというのはかなり警戒心のある動物で、自分のテリトリーに入ってきたものは危険だと判断すると容赦なく襲ってくるという習性を持つらしい。そのため、不意に象に出会ってしまった場合は、焦らずゆっくりと後ずさりし、安全な距離を開けてゾウの優位性を示すのが危険を回避する術、、、らしい。だが、いきなりこんな象にばったり遭遇してしまったら、慌てて走って逃げてしまいそう(汗)。でも慌てて逃げる行為もかなり危険らしく、そんなことしたら後ろから猛突進されたりもするとかなんとか。。。ゾウってそんなにヤバい生き物なのね。また象が警戒しているときは、耳をバタバタ大きくして、自分の大きさを示すのだそうだ。今目の前にいるゾウはまだ子供ではあるが、たしかにこちらを見ながら耳をバタバタさせている。これは近づいてはいけないサインだ。その時の様子も一応動画に収めてみたので、興味があれば見てみて欲しい。
サファリは帰路へ
しばらく動物を追い求め奥へ奥へと進んできた私達ではあるが、この夢の様なアフリカのジープサファリも、そろそろ引き返す時間がやってきた。ずっと、この場所で大自然と野生の世界に囲まれていたいが、、、まぁこんな所で夜居たら間違いなく命の危険が訪れることだろう。雄大なサバンナとルフィジ川、そしてその上に広がる突き抜けた空を見ながら、私たちはアフリカサファリキャンプの方へと帰っていく。
ハチクイ達の送迎
キャンプへと戻る最中、私達を乗せたジープはたくさんの色鮮やかな鳥達に囲まれる。最初、テリトリーに入ってきた私達を威嚇するために集まってきたのか?と思ったが、どうやらそんな攻撃的な気配は無く、その鳥達は踊るように私達のジープをグルグルと回って、私達の目を楽しませてくれる。もしかして歓迎しているのか?そんな風にも思える鳥達の舞。私たちはその光景にしばらく心を奪われる。
この鳥達の名は、ハチクイの種類で、英名は「Southern carmine bee-eater」。鮮やかなオレンジとエメラルドグリーンのスポットカラーが特徴的な、とても美しい色の鳥達だ。
サファリサイコー
南国の鳥達の歓迎を受けた私達。こういう思いがけないアメージングな出来事も、サファリ旅行の醍醐味の1つ。普通はサファリツアーに参加すると、「ヒョウがみたい」とか「ゾウに会いたい」といった願望が先走って、目的を達成するのが一番大事と思ってしまったりもするが、こうただ大自然に触れて、自分達の小ささや、自然のスケールのでかさを感じつつ、時折目の前にあらわれる思いがけない嬉しいハプニングに感動する、というのもこのアフリカサファリの魅力ではないかと思う。もちろんビッグ5も見たい。でもそれ以上に、そこに生きている動物たちのたくましさに感動する。本当にアフリカサファリに来てよかった。
続く・・・
てるみくらぶのツアーとか
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