いよいよ4時間耐久が始まりましたっ！！
レース中は集中していて、走行中の写真はありません
まず、スタートドライバーは小林真奈美！
酷暑の中、未知なる1時間。
カートは予選の時と同じカートで走行。
しかし。。。
予選の時と同じカートとは思えないほどの不調？！
バックストレートでもスピードが上がらない！！
エンジンの回転が頭打ちされてるかのように、伸びないっ！！
予選の時のようなタイムも出ません！！
ストレートでは、どんどん、どんどん、抜かれていく！！
原因はわからない。エンジンが回ってないよっ！！！
しかし、今は走るしかない！！
今出来ることは、前のカートのスリップを利用することくらい…
そんなことを繰り返しながらまもなく1時間という頃、太陽が雲に隠れてきました。
その時！！エンジンが少しずつ回り始めきたのを実感！！
タイムも伸びてきました！！
暑さが原因だっのか？！でも、それは他のカートも同じ状況のはずだけど…
何か歯止めが取れたのか？
まあそんなことはどうでもいい！！！
本来のこのカートの力が戻ってきましたっ
そして、マイちゃんにタスキを繋ぎました
その頃ガールズの順位は16位くらいまで転落
しかし、何より心配なのはマイちゃんの体力
どうか、1時間頑張って！！！
一応、ルールは約1時間で交代だけど、ドライバーがどうしても死にそうなときは
コースから手を上げて、交代を促すことが出来るということなので
マイちゃんがいつ手を上げてもいいように見守っていました
マイちゃんがガールズに入って3年目。
学生時代でも運動系はぜんぜんやって来なかったっていうマイちゃんが、
カートをやり始めた事も奇跡だったのかもしれないね。
今まで何人ものメンバーがそれぞれの人生を歩むためにガールズを卒業していきました。
1番始めのメンバーで残っているのはマイちゃんだけです。
なかなかコツが掴めなくて、成長が遅かったマイちゃんだけど、
経験をしていく度に、着実に力をつけてきました！
今では、昔が信じられないくらい速くなってる！！
そして今、遠征メンバーとして、一緒にガールズ代表としてレース出来てることが本当に嬉しい
ありがとう。。。
なぁ～んてことをしみじみ考えてたら、そろそろドライバーチェンジ！！
マイちゃん、頑張って1時間走り切ってくれましたっ
さぁ～！走るぞぉ～
と、ピットから走り出した瞬間、何か異変を感じた？気のせい…？
とりあえずそのままコースイン！
やはり1スティントめよりもエンジンが回ってる！！
ストレートでも伸びを感じたっ！！
しかし、涼しくなったせいか、他のチームもペースが上がってる。
このままでは、結局順位が上がらない！
今出来ること！どうしたらこのカートをもっと速く走らせられるか、いろんなことを試してみました。
そんな中、どうしてもピットから離れるときの異変が気になってた。
エンジンは回ろうとしてるのに、この進まない感じ…トルクの無さ…？クラッチ…？
走り出したら感じ無かったけど、やっぱり気になるなぁ。。。
そこでさらに違う観点から走り方にひと工夫加えてみた！半信半疑だけど。
でも、なんとそれが効果的面っ
さらにパワーアップを実感した！
小林真奈美 覚醒っただ、かなり体勢的にも負担が大きいっ
ツライ。。。けど、頑張るっっ
前へ
前へその中で壮絶なバトルもあり、とにかく必至なスティントでした
2スティントめは1時間10分くらい走行し、
チェッカードライバーのマイちゃんに秘策を伝授し、タスキを繋ぎました！
後ろからジワジワと追い上げて来てはいたけど、
マイちゃんには余計なこと言わず、いつものペースで走れば大丈夫
そして、逃げ切りチェッカー
結果は、5位でしたっ
始めは16位まで転落し、どうなることかと思ったけど、なんとか5位入賞まで這い上がることが出来ましたっ
さらには、なんと
ファステストラップ賞をいただきましたっ
うっそーー？！Σ（・□・；）
走ってる最中は必至過ぎて、ほとんどタイムなんて見てなかったけど、
このカートのポテンシャルを120％引き出せた奇跡の1周があったんだね
その代償として足と腰を痛め、背中にはアザが出来てた
どんな乗り方やっ
（笑でもそんなの気にならないくらい、めっちゃくちゃ嬉しかったっ[アップ
]
自分で言うのも何だけど、今回のファステストラップ賞はまさか取れるとは思わない状況だったし、素直に自慢したい
ホントそれくらい私の中で壮絶な戦いがあって、ホント私にとってかなり価値のある結果でした
そして、表彰式の最後には花火があがりましたっ
レースが終わると、みんなで完走の健闘を讃えあいました
私はガールズのメンバーに、『レースを楽しむがモットー！さすれば自然と結果がついてくるから☆』って教えてきたけど、
今回は、どうしても結果を残すレースにしたかった！！
このレースはガールズレーシングへのご褒美レースではない。
台湾と日本、タロコサーキットと幸田サーキットをモータースポーツを通して橋渡しするひとつの方法として
ガールズレーシングの参戦が成り立っています。
これでおしまいではなく、これからのためのレースだったので
どうしても印象や影響を残していきたかった。
私たちに出来るのはメディア対応や笑顔を振りまくことだけではなく
結果という形で印象を残したかった。
それが、5位入賞、ファステストラップ賞獲得という結果になり
ホントに良かったと思います！！
欲を言えば、3位表彰台までいきたかったけど（笑
今回のこのレースの話を実現させてくださった幸田サーキットの社長、専務、ビレルの佐々木社長、
本当に感謝しています
ありがとうございます私たちを受け入れてくださったタロコサーキットの皆様、ありがとうございましたっ
レース前からいろいろと準備してくださった伊藤さん、ありがとうございました
一緒に台湾に来て過酷なレースを戦ってくれたマイちゃん、ありがとうっ
これからもよろしくねっ
応援してくださっている皆様、本当にありがとうございましたっ
これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします
レース後は、タロコサーキットの皆様とお疲れさま会をし、夜市へと繰り出していきましたっ
そろそろクタクタやでぇ～
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