こんにちは
『献呈』について少し解説します
兵庫県 川西市 manaピアノ教室のはらだ まなみです
ご縁の不思議✨✨✨然るべき時がくれば、必ず会える✨✨✨✨
ご縁の不思議✨✨✨然るべき時がくれば、必ず会える✨✨✨✨
子どもの頃からずっとお会いしたかった先生にレッスンしていただけました
大師匠の清水 淳彦先生✨大阪音大の名誉教授もされていらっしゃった大大大先生✨
大師匠の清水 淳彦先生✨大阪音大の名誉教授もされていらっしゃった大大大先生✨
ドイツではクラウス・シルデの門下でらしたので、3年セミナーでお世話になっている岡原 慎也先生と同門✨
先輩後輩にあたるのかな。お2人でも色々されていたようで、これまた不思議なご縁...

中・高校生の頃、地元のお師匠さんに清水先生のところへも通うよう何度も言って頂きましたが、ご自宅が大阪なので送迎のこともあり断念していました
20年の時を経て、やっとお会いすることに...✨✨
清水先生はとても優しく紳士的なお人柄で、お会いした瞬間に緊張がとけました
ご自宅のレッスン室は広々と吹き抜けになっていて、まるでホールのような空間
✨
ご自宅のレッスン室は広々と吹き抜けになっていて、まるでホールのような空間
✨スタンウェイのグランドピアノが2台横並び、奥にはヤマハのアップライトピアノ✨
オーケストラと共演されている先生のお写真などがいくつか飾られていて、こんな素敵なところでピアノが弾けるなんて....とそれだけでも感動だった
見ていただいた曲は、大好きな“widmung 献呈“シューマン=リスト編曲✨✨✨
『献呈』について少し解説します
1840年はロベルト・シューマンの歌曲の年といわれていて、献呈は歌曲集「ミルテの花」作品25の第一曲目として収録されています✨
愛するクララとの結婚前夜に、クララに捧げた愛と祈りの曲
✨

2人はすんなり入籍できたわけではなく、クララの父親には結婚を大反対され
罵倒、陰謀、中傷、果ては暴力まで...
争いは3年も続き最後には裁判沙汰にまで発展

そら、ロベルトも精神病むよなぁ

ようやく勝ち取った愛するクララとの結婚





ロベルトのクララに対する強すぎる想いはフリードリヒ・リュッケルトの詩そのものだったんだろうな✨
クララもピアノ曲に編曲しているので弾いてみたけど、やっぱり私はリスト派
弾き比べるのも面白い✨
(輸入盤にクララ編ありました〜⬇︎⬇︎⬇︎「ミルテの花」の第3曲目〝くるみの木〟が弾きたくて購入したんだけど、とてもお気に入りの楽譜になった♡シューマン好き♡♡♡)
弾きやすいとはいえどもやっぱりシューマン=リスト、簡単ではないわな
献呈の難しさは歌うように弾くこと
あとはメロディと内声のバランスなど。
譜読み段階では特に最初の1〜2ページが難しかったなぁ
自分では絶対に客観的に聴くことは出来ないので、動画でよく確認します
(うわっ
内声出過ぎや〜とか、もっとこうした方が素敵やな〜など色々気付くことがある
)
内声出過ぎや〜とか、もっとこうした方が素敵やな〜など色々気付くことがあるレッスンが決まってからは1からやり直すつもりで、一小節目から一音一音確認しつつ、改めていった
清水先生はとても優しい方ですが、レッスンはけっこうハードだった
(レッスンで体力消耗したのは初めてかもしれない...
)
)メロディで聴こえにくかった音は何箇所か指摘して頂き
(解放するべき指が解放できてなくて、大事な音がちゃんと出せていなかった。)
“もっと倍音を上手に利用しなさい“と目から鱗が何十枚も剥がれ落ちたわ〜
ピアノって打鍵してるキーだけが響いてるわけじゃないもんね✨✨
練習法を言われた通りにすると、音色も変わる
弾きやすくなる
その場で良くなる
魔法のようなレッスンだった✨✨✨
お会いするまでに長い年月がかかったけど、やっぱりご縁があり素晴らしいレッスンをしていただけて、とても幸せなひと時だった
✨
これから毎月の楽しみができた
生徒さんへのレッスンはもちろんやけど、講師である自分自身もピアノ頑張らんとね
最後に献呈の歌詞と聴く度に感動するランランの献呈を載せておきます〜

(東日本大震災の際、日本のためにランランが祈りを込めて弾いて下さいました✨)
《Widmung》
Du meine Seele, du mein Herz,
du meine Wonn', o du mein Schmerz,
du meine Welt, in der ich lebe,
mein Himmel du, darein ich schwebe,
o du mein Grab, in das hinab
ich ewig meinen Kummer gab!
du meine Wonn', o du mein Schmerz,
du meine Welt, in der ich lebe,
mein Himmel du, darein ich schwebe,
o du mein Grab, in das hinab
ich ewig meinen Kummer gab!
Du bist die Ruh, du bist der Frieden,
du bist vom Himmel mir beschieden.
Daß du mich liebst, macht mich mir wert,
dein Blick hat mich vor mir verklärt,
Du hebst mich liebend über mich,
mein guter Geist, mein bess'res Ich!
du bist vom Himmel mir beschieden.
Daß du mich liebst, macht mich mir wert,
dein Blick hat mich vor mir verklärt,
Du hebst mich liebend über mich,
mein guter Geist, mein bess'res Ich!
《献呈》
あなたは私の魂 あなたは私の心
あなたは私のこの上ない喜び 私の苦しみ、
あなたは私の世界 その中で私は生きている
あなたは私の空 その中へ私は浮かんでいく
あぁ あなたは私の墓 その下へ
私は永遠に悲しみをおさめた(葬った)!
あなたは私のこの上ない喜び 私の苦しみ、
あなたは私の世界 その中で私は生きている
あなたは私の空 その中へ私は浮かんでいく
あぁ あなたは私の墓 その下へ
私は永遠に悲しみをおさめた(葬った)!
あなたは私の安らぎ あなたは私の和み
あなたは天から私に授けられたもの。
あなたが私を愛することは 私を高めてくれる
あなたの眼差しは私を輝かせる
あなたが愛することで私は高められる
私の善良な守護神よ 私のより良い私よ!!!
あなたは天から私に授けられたもの。
あなたが私を愛することは 私を高めてくれる
あなたの眼差しは私を輝かせる
あなたが愛することで私は高められる
私の善良な守護神よ 私のより良い私よ!!!
《詩 フリードリヒ・リュッケルト 1788年〜1866年》
いつもの日常に音楽を✨
ピアノで心豊かな生活を✨✨


