※予約投稿です。
こんばんは。manaです。
見つけて読んでくださりありがとうございます。
先日はコウノドリ第3話でした!皆さんご覧になられましたか??
私は定時間際にクライアントに爆弾(=依頼)を投げつけられ、急遽残業となり、ヒイヒィ言いながら何とか10分前に滑り込み、夕飯用意できずどん兵衛食べながらリアタイ。
遅ればせながら、ストーリーを振り返り、また書き綴りたいと思います。
星野源と高橋メアリージュンの演技に圧倒された第3話。
大変長くなりますので、どうぞご興味ある方だけLet's スクロール!!
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今回も2組の夫婦を中心にストーリーが進んでいきます。
まずは元AKBで今は女優の川栄李奈演じる山崎麗子。
こちらは原色ファッション大好きな今ドキの女の子。ちょっと勉強は苦手。笑
もともと肺動脈狭窄症という心臓疾患を持ち、サクラは心臓への負担を心配し、麻酔を使った「無痛分娩」を薦めていました。
でもことあるごとに周りから吹き込まれる迷信を信じ込み、サクラやナースたちを困惑させます。素直っちゃぁ素直な可愛い愛すべきおバカなのですが、自分の心臓疾患を理解しておらず、出産への不安から突拍子もないことばかりするので観てるこちらも呆れてしまうほど。
診療予約とは関係なしに駆け込む麗子を、思わず四宮も「いや、追い返せよ」とサクラに言ってしまいますが、サクラはその麗子のささいな不安な気持ちも優しく受け止め、丁寧に対応します。(ちなみに私はこの四宮のジャムパン食べながらの「追い返せよ」にキューン♡笑)
親や友人の根拠のないアドバイスに振り回されっぱなしの麗子は、出産当日に「無痛分娩ではなく自然分娩にする」と言い張ります。理由は「自然で産んだ母親の愛情には敵わないから赤ちゃんはかわいそうと友達に言われたから」。それに対し今までニコニコと麗子に対応してきたサクラもここだけは「お友達のでたらめ話のせいで母体や赤ちゃんを危険にさらすことはできない。」と、笑顔を見せず真剣に諭します。さらに、ゴールデンボンバーの喜屋武さん演じる麗子の夫・友和のセリフもよかったです。
「痛みがなきゃ愛情が生まれないっていうなら、俺たち男はどうやって父親になればいいんだよ」
「私の気持ちは先生にはわからない」と心を固く閉ざす彩加に四宮はゆっくりと落ち着いた口調ながらも力を込めて語りかけます。
「今あなたを引き留めているのは俺の我儘です。まだ治療の道がある患者を放っておくことはできない。」
心が限界の中、せめて赤ちゃんを家ではなく病院に連れてきたのは誰かに赤ちゃんは助けてほしいという彩加の愛だったのかなぁと思ったり。引き留めるセリフで四宮が「治ります。」と力強く言ったのも印象的でした。「死ぬな!」とか「赤ちゃんはあなたを求めている」という安っぽい気休めではなく、「死にたいと思っている今あなたは病気で、それは治せる」って気づかせるのがよかった。四宮の差し出した手に、彩加がそっと手を伸ばし、そこを引き寄せるようにぐっと握りしめた時は、安堵するサクラと同様に私も泣きながら胸をなでおろしたのでした。(それにしても源くんかっこよすぎないか♡という話は後程)
無事引き留められた彩加を小松さんが抱きしめるところでさらに私は号泣。さらにナオトインティライミ演じる夫・康孝が彩加にかけた「言ってくれよ、夫婦は二人でひとつって母さんも言ってただろ」というまた無神経な言葉に、静かに怒りを込めて返す四宮のセリフもまた秀逸。
「なんっだそれ。人間は二人でひとつになんかなれない。死ぬまで一人だよ。たとえ夫婦でも別々の人間だからこそお互いを尊重しあう。それで初めて助け合えるんだろ。」
四宮からそんなことを言われ、産科から総攻撃を受けた康孝。でも、今橋がその夫をフォローするのもとてもよかったです。自身も父親としてあまり子育てに関われていないことを反省しつつ、「母親は誰にも頑張ったねと褒めてもらえない」と話し、康孝に挽回したいと思わせるとか、こんな夫のフォローまでしてくれる素敵な病院どこにあるんですかーーーー。
最後、彩加にサクラ・小松・メディカルソーシャルワーカーの向井(江口のりこ)が精神科の受診や地域の子育て支援の説明をするシーンで、向井の「みんな子育て美化しすぎ」という発言がとてもスカッとしました。世の中にあふれる“子育て”は、幸せそうでキラキラした部分だけが取り上げられるけど、実際はもっと泥臭いはず。もっと、辛い・助けてっていうのを吐き出せる環境になってほしいなと思うのでした。自分の異常に気づき、彩加が赤ちゃんを「可愛い」と泣きながら見せた笑顔には涙が止まらなかったです。3話で彩加の話は完結したけれど、幸せになって欲しい。
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さて今回の第3話のテーマは「無痛分娩」と「産後うつ」でした。
無痛分娩がなぜ広まらないか、産後うつによる自殺が多いというあたりで、ちょっと説明っぽいセリフが多かったですね。たぶん視聴者に正しい認識を広めたい、という制作陣の思いが込められているような気がします。。。でも、セリフ一つ一つに重みがあって、とても響くものがありました。俳優さんたちの熱量が高いのが伝わってきて、3回観て3回とも号泣しちゃいました。
大丈夫なことが大丈夫じゃないのかもと不安になる麗子と、全然大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう彩加の対比が顕著で、その対比の中で、当事者以外の第三者や生活環境がいかに母親を追い詰めてるかと考えさせられました。不用意に「~~したほうがいいんじゃない」とか「~~が普通」のような発言は、ただでさえ慣れない生活に不安だらけな妊婦や新米ママにプレッシャーをかけてしまう。でも、言っている方には悪気がないから厄介ですよね。
ま、私なら彩加の夫や実母のような言い方をされたら泣いてキレてしまうだろうな。
「イクメンとか、ちーがーうーだーろー!!!」
「あなたが母親やってた時代とは違うんじゃー!!!!」と。
(あの豊○真○子 元・議員のように)
うちも共働きで夫は仕事が簡単には休めないサービス業。また、母親はあーだこーだ口うるさいタイプ。彩加や麗子のようになる可能性はバッチリ整っている。笑
きっと誰にでも起こりうることで、彩加や麗子のような母親はたくさんいるんですよね。
そして、その母親が苦しい時、夫が子の父親として妻とどのように関わっていくかが一番大事なんだろうな。と思うのです。。。
それにしても第3話。
四宮春樹かっこよすぎないか!!!
これ制作陣“してやったり感”満載だと思うんですよね。セリフも星野源の歌詞とリンクするものがあったり・・・源クラとして全然ウェルカムなんですけど!!!笑
放送前のインタビューでも今作はサクラをサポートする役回りだと言ってましたが、第3話は主役のサクラをしのぐほどの活躍っぷり。思わず綾野剛側からクレームくるんじゃないかと心配なほど、しのりんがかっこよかった。
次回はまた自然分娩したい女性のお話。ジュニア君こと赤西先生(宮沢氷魚)が何やらやらかしそうですね。それに対し下屋先生とのやり取りに注目です。
そしてあの四宮と関わる謎の女性も!?またまた白川は見てしまった―――――のか?
第4話も見逃せませんなー♪♪
次回11月3日は祝日なのでリアタイできそうです。
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世間はハロウィンだそうで。
寂しいかな、平日だし、私には全然関係なーい。笑
今度はコウノドリ以外も書こう。笑
大変長くなりましたが、最後までお読みいただいた方、
ありがとうございましたm(_ _ )m
mana