駅に着くと
次の電車まで
ちょうど10分。
ふだんは
座らないんだけど
ダッフィー捜索のため
ちょっと走ったので
ひと息つこうと
ベンチに座りました。
動いて
暑くなったので
ファーのティペットを
首からはずし
膝の上に置いて
しばし
ぼんやり。
時刻表通りに
電車が来たので
一番近くのドアから乗り込むと
知らない
おばさんに
肩を叩かれました。
そのおばさんが
言った言葉。。。
“あれ、落としてますよ”
振り向くと
あ

ベンチに座ったときに
膝にのせていた
ティペットが
落ちている。。。

声をかけてくださった
その方に
お礼を言うのも
そこそこに
慌てて降りて
ティペットを拾い
別のドアから
なんとか
同じ電車に乗りました。
良かったぁ

時間のロスも
ティペットの紛失も
免れた

ってか
私ったら
さっき
ダッフィー落として
反省したはずなのに…

それより
慌てすぎて
声をかけてくださった
おばさんに
ちゃんと
お礼が言えなかったのが
悔やまれてなりません。
ショートカットで
ワイン色の
ジャケットを着ていた
おばさん。
ありがとうございました。
ほんとに
助かりました

お礼が言えなくて
ごめんなさい…
