こんにちは。

 

 

コロナ感染拡大の影響で、バイオラ大学では先週から、リモートで春学期が始まりました。

 

 

【ピアノ指導法】の第一回目のクラスもありました。

 

 

受講生の殆どはピアノ演奏科の学生です。

 

 

私は、【育脳ピアノ🎵教科書セミナー】でもご紹介した動画を宿題として出し、要約を提出するように言いました。

 

 

こちらの動画です。

下差し

 

How playing an instrument benefits your brain - Anita Collins
楽器演奏は脳にどのような効果をもたらすか -アニタ・コリンズ


 

 

 

 

その宿題の中で、ある学生が、こんな感想を書いてくれました。

 

 

この動画を見て、楽器を弾く時に脳の多くの場所が活動することがわかりました。自分は小さい頃からピアノを弾いていますが、その時にこんなに脳が働いているのを知って、驚きました。また、今まで、学業に優秀なクラスメートに比べて自分の脳は劣っていると思っていましたが、そんなことはないと分かり、ピアノを弾いてきた自分を誇りに思えたし、自信も持てました。私の脳がこんなに精巧に、効果的に働くのだから、これからもっと自信を持って演奏したいと思いました。

 

 

 

実はこの学生は、ピアノ演奏科の中でもトップ・クラスの学生です。

 

 

指が動くだけでなく、理解や感情表現も深く、とてもバランスの良いピアニストです。

 

 

それでもこの動画が、この学生の自己肯定感アップの役に立ったのは、驚きました。

 

 

また、この動画を宿題にして良かったと思えました。

 

 

もしまだご存知でなければ、皆さんのお教室の生徒、保護者の皆さんにもこの動画はお役に立てると思ったので、このようにご紹介しました。

 

 

日本語の字幕を設定すると、訳をご覧になれます。

 

 

動画を紹介する際の【注意点】としては、予備知識なしに見ると「何か良い話のように聞こえるけど、話が良すぎる。盛ってない?」と思われる可能性があるということです。

 

 

科学的な証明について言及していないからです。

 

 

ですので、ただ推薦するのではなく、この動画は研究に基づいていること、また、作者についてお話しした方が良いかも知れません。

 

 

作者は、アニータ・コリンズというオーストラリアの音楽教育者で、脳科学と音楽教育の関係を研究し、発表している第一人者です。

 

 

こちらのウェブサイトでその成果を見ることができます。

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Bigger Better Brain

 

 

一人でも多くのピアノの生徒さんが、さらに自信を持てますように。

 

 

 

 

 

河村まなみ