昨年から引き続き、『クラシック音楽を聞く10の驚く効果』から、ひとつずつ、詳細と根拠となる研究論文などをご紹介しています。
今日は《不眠症に効果的》という情報をご紹介します。
《安眠を誘う》
寝る前の45分間クラシック音楽を聞くと睡眠の質が向上します。
こちらの研究では、60人のシニア(60〜83歳)不眠症患者に45分間、クラシックを含む音楽を聴いてもらったところ、睡眠の質が向上した、という結果を得ました。
また、米国ネバダ大学の研究で、不眠症に悩む52人のシニア(71〜87歳)が実験のために選ばれました。
10日間、ベッドに入ってから自分が選んだ好きな曲か、大学が提供する曲を聞いてもらいました。
殆どの人が静かなクラシックの曲(パッヘルベルのカノンなど)を聞き、通常より早く眠りに落ち、夜間に目覚める回数が減ったという結果になりました。