先週、私は出張のため、朝6時前に家を出た。
この時期は、まだ夜明け前
出張先に向けて、愛車で東に進む
大きな山が見えてくる
いつも見ている山
けれどこの日、いつも見ている山は、とても神秘的だった
昇りかけの太陽の光が
この山の後ろから出ているからだろう
太陽の光を背中にして、山は黒いシルエットで私の前に姿を現していた
黒いシルエットの後ろには、2色の層になった太陽の光
キレイだった
この山の麓に、ひまわりの納骨堂がある
ひまわりに話しかける
「おはよう!」
ひまわりが、ぬくぬくと温まりながら、「うるさいなぁ…あたいはまだ寝てるんだけどぉ」と言いたげな顔をして私をチラッと見ているような気がした。
ひまわりに早く会いたいな…と思ったら
涙が出てくる
朝から泣く
ひまわりにも、この山の神秘的な姿が見えているといいな
この山の麓から、私の姿は見えているかな
会いたいな
ひと泣きして
さらに車を走らせる
高速に乗り、すっかりいつもの山は見えなくなった
そして、出張先の街に到着
ここは、ひまわりと初めて二人で住んだ街
懐かしい景色に胸がワクワクする
当時は車を持っていなくて、自転車や原付でこの街を走っていた
ひまわりのご飯や、トイレの砂を買ったなぁ…
原付は冬、寒かったなぁ…
ひまわりを実家から連れて来た時のことを思い出す
一緒に過ごした日々を思い出す
この街で初めて教員の仕事をして、辛いことや悔しいことがたくさんあった
たくさん泣いた
納得のいかないこと
大人の汚さ、ズルさを初めて見た街
挫折して、教師の夢を諦めていてもおかしくなかった。
でも
それはできなかった
ひまわりとの生活を守りたかったから
そしてこの街に住んで3年後
採用試験に受かり、私は夢をつかんだ
ひまわりがそばにいてくれなかったら、私は3年間もたなかっただろう
ひまわりがいてくれたから
この街は今、私にとって「夢をつかんだ街、大好きな街」
ひまわりがいなかったら
この街はきっと「夢破れた、もう2度と来たくない街」になっていただろう
そんな事を考えながら、改めてひまわりへの感謝の気持ちが大きくなる
そしてあのアパートで、ひまわりと過ごした日々を思い出す
私が自転車や原付で帰ってくると、ひまわりの鳴き声が聞こえてくる
「おかえりー!」
そう言ってくれていたのだろう
虫がたーくさん出てくる
湿気の多さに悩まされるアパートだったけれど
今では良い思い出
出張場所は、そのアパートの近く
一方通行の多い道
うっかり間違えて、曲がるべき路地を通り過ぎる( ̄▽ ̄;)
そのおかげで
なんと!あのアパートの前を通るきっかけが出来た!
ひまわりと一緒に住んでいたアパート
懐かしい!
外観は何も変わっていない!
私とひまわりが住んでいた1階の部屋のベランダには、新しい住人の布団や洗濯物が干してあった
「今でも湿気、すごいのかなぁ?まだ虫がたーくさん出るのかなぁ?」
ひまわりに話しかける
なんだかひまわりがそばにいてくれているような気がして(^ー^)
もしかして…ひまわりもあのアパートに行ってみたくなったの(*´∀`)?
なーんて考えたり
この日は、朝からひまわりの事を思い出しては、何度も温かい気持ちになれたなぁ
ひまわり、ありがとう!
出張が終わり、少し時間に余裕が出来たので買い物に♪
ひまわりと過ごした、夢を掴んだこの街で
お正月飾りと、年賀状を買う
年賀状は、ひまわりに書くためのもの
とっても楽しい、幸せな時間だった
帰り道の車の中で
もしも生まれ変わることができたら…と考える
その話は、また次回にしよう。
この時期は、まだ夜明け前
出張先に向けて、愛車で東に進む
大きな山が見えてくる
いつも見ている山
けれどこの日、いつも見ている山は、とても神秘的だった
昇りかけの太陽の光が
この山の後ろから出ているからだろう
太陽の光を背中にして、山は黒いシルエットで私の前に姿を現していた
黒いシルエットの後ろには、2色の層になった太陽の光
キレイだった
この山の麓に、ひまわりの納骨堂がある
ひまわりに話しかける
「おはよう!」
ひまわりが、ぬくぬくと温まりながら、「うるさいなぁ…あたいはまだ寝てるんだけどぉ」と言いたげな顔をして私をチラッと見ているような気がした。
ひまわりに早く会いたいな…と思ったら
涙が出てくる
朝から泣く
ひまわりにも、この山の神秘的な姿が見えているといいな
この山の麓から、私の姿は見えているかな
会いたいな
ひと泣きして
さらに車を走らせる
高速に乗り、すっかりいつもの山は見えなくなった
そして、出張先の街に到着
ここは、ひまわりと初めて二人で住んだ街
懐かしい景色に胸がワクワクする
当時は車を持っていなくて、自転車や原付でこの街を走っていた
ひまわりのご飯や、トイレの砂を買ったなぁ…
原付は冬、寒かったなぁ…
ひまわりを実家から連れて来た時のことを思い出す
一緒に過ごした日々を思い出す
この街で初めて教員の仕事をして、辛いことや悔しいことがたくさんあった
たくさん泣いた
納得のいかないこと
大人の汚さ、ズルさを初めて見た街
挫折して、教師の夢を諦めていてもおかしくなかった。
でも
それはできなかった
ひまわりとの生活を守りたかったから
そしてこの街に住んで3年後
採用試験に受かり、私は夢をつかんだ
ひまわりがそばにいてくれなかったら、私は3年間もたなかっただろう
ひまわりがいてくれたから
この街は今、私にとって「夢をつかんだ街、大好きな街」
ひまわりがいなかったら
この街はきっと「夢破れた、もう2度と来たくない街」になっていただろう
そんな事を考えながら、改めてひまわりへの感謝の気持ちが大きくなる
そしてあのアパートで、ひまわりと過ごした日々を思い出す
私が自転車や原付で帰ってくると、ひまわりの鳴き声が聞こえてくる
「おかえりー!」
そう言ってくれていたのだろう
虫がたーくさん出てくる
湿気の多さに悩まされるアパートだったけれど
今では良い思い出
出張場所は、そのアパートの近く
一方通行の多い道
うっかり間違えて、曲がるべき路地を通り過ぎる( ̄▽ ̄;)
そのおかげで
なんと!あのアパートの前を通るきっかけが出来た!
ひまわりと一緒に住んでいたアパート
懐かしい!
外観は何も変わっていない!
私とひまわりが住んでいた1階の部屋のベランダには、新しい住人の布団や洗濯物が干してあった
「今でも湿気、すごいのかなぁ?まだ虫がたーくさん出るのかなぁ?」
ひまわりに話しかける
なんだかひまわりがそばにいてくれているような気がして(^ー^)
もしかして…ひまわりもあのアパートに行ってみたくなったの(*´∀`)?
なーんて考えたり
この日は、朝からひまわりの事を思い出しては、何度も温かい気持ちになれたなぁ
ひまわり、ありがとう!
出張が終わり、少し時間に余裕が出来たので買い物に♪
ひまわりと過ごした、夢を掴んだこの街で
お正月飾りと、年賀状を買う
年賀状は、ひまわりに書くためのもの
とっても楽しい、幸せな時間だった
帰り道の車の中で
もしも生まれ変わることができたら…と考える
その話は、また次回にしよう。