1年ぶりにブログ書くー!!笑
舞台「愛しダンスマスター」ありがとうございました!!
うーーん、何から書いていいのかわからない
愛しダンスマスターがあたしの舞台復帰作になるんですよね。
というのも、今年の4月に小脳梗塞という病気で倒れて暫く入院してたのです。
まぁ、けっこうな大病らしくて…
舞台とかライブとかもうやれないかもしれないという危機に陥ってたのですが
精密な検査の結果、舞台やライブなどの活動も再開していいとお許しがでたわけで!
そんなわけで、入院当初から心配して頂いてた今回のプロデューサーの山田とゐちさんからお話しを頂き、是非に!と出演させて頂くことになったわけなのでーす!!
と、簡単に前振り終わり!笑
舞台復帰でなかなか激しい演目なので不安はありました。
初対面の方ばかりだし病気のこととかほとんど誰も知らないわけだし、だからと言って心配されるのも嫌だし…
とか色々ぐるぐる考えてたり。
実際日常生活送るのには何の問題もないくらいで、後遺症といったら耳鳴りが常にするのと、右耳が難聴なくらいで…。
でもそれが実はお芝居をするときに少しでも邪魔になってたりするんじゃないかとか、実感する部分があったりしてとても悔しくて、でも誰かを頼る事もできないし迷惑かけたくないしで、挫けそうに泣きそうになる時もいっぱいあった。
でもこれを乗り越えたら、たぶんもう大丈夫!これからも舞台やり続けられる!って思って…
お芝居の面でも、思い通りにやれなくて、演出の石山さんや周りに迷惑をかけてしまったり…一体自分は今まで何やってたんだろう、今までのこと全部無駄だったのかな。もう役者やめるべきかな。とまで思ってしまった事もあった。
でも腹をくくり、初心に戻って気持ちを真っ白にして、ただただ石山さんの言う事を信じて、本番ではプロの役者として立つ為に稽古場では誰よりも恥をかこうと決めてやりました。
正直、最終稽古の日にさえも、これだ!という何かを掴んだ実感がないままでした。
果たしてこれでいいのか?お客さんは満足してくれるのか?正解なのか?
わからないまま初日を迎えて…
でも今まで諦めずに最後まで稽古をつけてくれた石山さんを信じよう。
今まで稽古してきた自分を信じよう。
そう思って本番舞台に立ちました。
誰がなんと言おうとお客さんの反応がいちばんの正解なんだって。
本番が終わって、お客さんの笑顔をみたら全ての不安が吹っ飛びました!
自分が気にしていたこととか不安な部分をむしろ褒めて頂いたり!
ダンスも本当は凄く苦手だし、周りはみんな上手い人ばかりだから、練習も全然ついていけなくて、みんなに何度も聞いて教えてもらって…
お芝居もダンスも全然できなくて、本当にこんなので本番迎えられるのかずっと不安だったけど
楽しかった!良かった!って言ってもらえて、自分もその作品の一部分なんだって思ったらもの凄く嬉しくて、やっとやっと自信を持つことができました。
何が書きたかったのか、書きたかった事と変わってきた気もするんだけども笑
稽古は実際余裕が全くなかったから、あたしは楽しいというよりは、ただがむしゃらで毎日がすぎて、悔しかったらり悩んだりした事の方が大きいかな笑
でも役者としてとても贅沢な時間だったと思う。
あんなにも丁寧に諦めずにとことんお芝居を見てもらえる事なんてなかなかないから、みんなには迷惑かけてしまったかもしれないけれど、贅沢な事だったんだなって。
石山さんに、お芝居のいちばん大切な事に改めて気付かせて頂いたり、たくさんのヒントを与えて頂いた事に本当に凄く感謝しています。
またこれからお芝居の壁にぶち当たった時にはこの日の事を思い出して頑張ろうと思います。
市原エリコ…本当に改めて難しいやり甲斐のある役を頂いたのだなぁと…
考えれば考えるほどわからなくなる奥深い市原さん…
まだまだ色々やれたはず!とか、思うところもあるけれど、悔しいけれどこれが今のあたしの精一杯なんだと受け止めて、
もっと向上していこうと思います。
色んな想いを共にして、悩んで、生まれた真部小夜の学級委員・市原エリコを少しでも印象に残って、好きになってもらえてたら嬉しいな☺️
最後まで読んでくれてありがとう✨