私の父は抗がん剤治療を受けています。
というか、末期癌でありながら、抗がん剤がこれまでなんとか命を繋いでくれています。

ですが、先月から膵炎で腹痛があり救急車で運ばれたり、退院したかと思ったら、次は血尿でまた救急搬送されたり。

3月中旬の最初の搬送時は、仕事中に病院から電話をもらい駆けつけることができました。
退院の時には、だんだんとコロナの影響が出始めており、私は院内に入らず外で待機するようにと父から指示されました。
父がお世話になっている病院は福岡市内のど真ん中にある救急指定病院ですが、その頃はまだ医療崩壊の影は無かったように思います。

次に搬送されたのは、その1週間後。
父も遠慮したのか、搬送の翌日に医師から電話をいただき、搬送されたこと、病状、今後の対応について説明を受けました。
なぜなら、この時には、もう電話の向こうはバタバタした様子が伺える音が広がっていました。
そもそも、折り返した電話もなかなか繋がらなかった事自体が、医療崩壊の兆候だったのだと思います。

父といえば、搬送された病院で検査を受け、膀胱のガンが排尿の邪魔をして血尿が出ているということで、泌尿器科がある病院へ転送となりました。

コロナが蔓延し始めた時期に、そのど真ん中で移動しなければならず、また、転院先では手術になるかもしれないとのことで、私も同行するように医師から促されましたが、なんと私は喘息の発作が出始め、私の娘は少し高めの微熱が続いており、その医師にお伝えしたところ即答で同行はやめた方がいいだろうということになりました。

父にはとても申し訳ない気持ちになりましたが、それだけセンシティブな状況になっていると実感しました。

父は転院から2日で退院。
退院したら、また自宅で自主規制するからと、不在中に灯油を買い足したり、洗濯物を取り込んだりと、できることを終わらせておきました。

父と母は離婚しており、父は一人暮らしをしています。
本当はそばにいて世話をするべきだとは思いますが…

ともかく、自分が保菌しているかもしれないと思って、必要最低限のできることに務めました。


先日、芸能人の方がお亡くなりになられたニュースを知り、ガン治療を受けている方にとって、コロナは本当に脅威であると痛感しました。

そして、父からLINEが届き、自身の病状について検査結果で出て、芳しく無いので限定相続について学んでおくようにと書いてありました。

いつも一方的ですが、指示が的確なので反射的に応じてしまいます。

それからまた何の連絡もないです。


緊急事態宣言以降、私個人的にも緊急事態宣言してこの状況をベストな形で乗り切る方法を打ち出さないといけないのですが…

兎にも角にも、医療従事者の方々は、コロナ以外の病気を抱えた人たちの事も献身的に尽くしてくださいっているんです。
医療崩壊は、医療従事者が起こしているわけではなく、病気に罹った人が悪いわけでもない。
どんな環境でも、コロナの様な脅威が突如として発生すれば、一度は崩壊しそうになると思う。
でも、人類はそんな脅威に打ち勝ってきた史実がある。

個々が今出来ることに全力で取り組めば、きっと乗り越えられるという事を歴史が語っています。

我が家の家庭菜園は、4粒のいちごと、数枚のサニーレタスを恵んでくれました。
もうすぐブルーベリーもつめそうです。

Stay home

みんなで、みんなを守りましょう。