同じ土俵には立ちたくないけれど
サイテーにはサイテーな方法でお返しした。

全てが最悪で終わるはずだった。


だが、結末は違った。

最後の最後に人の心に触れて
あの氷のようなロボット人間の世界の中で
まだ心が残っている人がいたんだと
帰りの電車で涙をこらえるのに必死だった。