西安での中国滞在ビザ延長を断られたため、急遽向う事となったベトナム。
なにはともあれ、このベトナムで訪問国65カ国目となりましたー
が、行く前から旅先であった旅友からベトナム人は中国人より押しが強くて大変だよ!と聞かされていたので、インドに帰るような気持ちでファイティングポーズを取っての入国となった。
さて、噂のベトナム人だけれど、国境の町ラオカイから目的地サパへと向うミニバスの運転手はのっけから倍の運賃を要求してきたが、既に戦闘体勢に入っていた私の剣幕に驚いてすぐさま元値で交渉完了。ベトナムの暑さにやられてちょっとイライラしていた分、速攻噴火してしまい驚かせすぎたかもしれない。。が、まぁ仕方ないっすね。
ラオカイからベトナム入るならサパに行くといいよ、と ビンに言われていたのであまり当ても無く向ったのだけど、山間にある町は気候も寒くなく暑くなく、人もハノイやホーチミンのような大都市の人達とは違って穏やかで、着いて直ぐに気に入った。
ここでもガツガツ観光やトレッキングに出ることはなく、市場内にある安食堂で現地の山岳民族のおばちゃんたちと共に地元料理をつついて過ごす事が多かった。
ここの山岳民族は観光業にも力を入れているため意外と多くの人が簡単な英語を解し、べつに商売目的以外にも気さくに世間話をしてきたり、おかずをお裾分けしてくれたりと、和気藹々とした雰囲気が楽しかったです。
始めは1泊のつもりが居心地が良かったために2泊したサパ。
名残惜しいながらもスケジュール的にあまりノンビリもできないため今度はラオスの国境へ向って出発。
が、サパからラオス国境までは悪路が多く、途中でバスがパンクしたり、土砂く連れで足止め喰らったりして結局この日はベトナムのディエンビエンプーで投宿する事に。。
この晩も最後のベトナム料理にフォーをオーダー。これ食べにベトナム来たようなものですね。
翌朝は5時半出発のバスに乗り、無事ラオス国境まで辿り着くことができた。
ベトナム、サパ以外あまりのんびり町歩きをしてないので多くは語れないけれど、人も気候もよくて何より山間を切り開き、水田や段々畑を耕している姿は日本の原風景を見ているようでとても癒されました。
またいつか訪問したいなと思う国です。