The Rajasthan Women in the Fort, Jaisalmer



=========
今朝ラダックのレーから約2週間ぶりにデリーに戻ってきました。
昨夜はレーの宿で寒さのため震え上がっていたのにデリーに着いた途端、今度は真夏日のお陰で駅から宿まで歩いただけで体中汗だくになったほど。
でも久しぶりに水シャワーを気持ちよく浴びれて生き返った気がしてます笑
=========


ジョードプルからローカルバスで5時間ほどかけてパキスタン国境まであと100キロという所に位置する街・ジャイサルメールに到着。ここはタール砂漠の真ん中に位置するそうで、実際街の高台から周辺を見渡すと砂漠(と言うよりブッシュが所々点在するスッテップ気候の荒野)が広がっていて、砂漠の中オアシスを中心にこの街が発展していったのがよく解る。


宿のルーフからの景色 街の向こうはタール砂漠


ジャイサルメールにはラージャスターン最古の城が残っており、その城内には今も多くの人が暮らしている。そのため城塞都市だった当時の名残を各所で見ることができ、特に土を固めて作られた家々の壁に刻まれている紋様は、その昔東西貿易で栄えた頃の華やかな時代の面影を強く残していた。


城門入り口付近 高くそびえる城塞


城内に残る元王族貴族の邸宅 壁の紋様細工がすごい


現在も城内の家々には多くの家族が暮らしている


牛さんも街中を闊歩 インド慣れしたせいか街で牛見かけるとホッとする


牛の親子 見てるだけで癒されます 暑さは和らがないけど。。


私が泊まった宿もその城内にあったためブラブラ街歩きをしてその当時の雰囲気を楽しんでいたのだけど・・なんという事か、、いつもは物欲なんてさらさらなく、買い物嫌いな私がこの街では何故か気に入るものを次々と見つけ、バシバシ買い込んでしまった。ホント、いつもなら面倒に感じる値段交渉が、この街では土産屋や鞄屋のおじさん達と世間話しながら交渉するのが楽しくってとまらなかった。4時間ものあいだ暑さにもめげず、買い物を続けた事は私の中ではフルマラソンにまた挑戦するぐらい有り得ないことなので、これはジャイサルメールの雰囲気が私の中に眠っている購買意欲を呼び覚ましたとしか考えられない。
まっ でもたまには楽しくて良かったけど 笑

その中でも城門近くでラージャスターンの伝統アクセサリーを売っていたプーリとは買い物後、色々話し込んで仲良くなり夕食に招待されたほど。残念ながらその晩はジョードプルで知り合っていた旅仲間と集まる予定が入っていたため行けず、それが未だ心残りになっている。。


ラージャスターンの鼻から耳にかかるピアスアクセも買わないかと言われた。
さすがにそれ付けてると日本で社会人戻れなさそうだから断わりました。
ある意味パンキッシュでかっこいいんだけどなぁ 笑


またいつかジャイサルメール来るときもプーリに会えるといいな



しかし、その晩は久しぶりに日本人バックパッカー同士の飲み会となり、情報交換やらそれぞれの失敗談や武勇伝に花が咲きとても楽しい一日となった。(レストランの店員も裏で飲みすぎていたらしく、勘定にビール代2,3本分が含まれてなかったのも尚良しだった 笑)


この眺め素晴らしくないっすか?ビールがめっちゃ進みましたー



この町で買い込んだお土産屋や必要ない荷物をお世話になった宿に暫し置かせてもらって、今度はもっとパキスタン寄りにある砂漠の中の小さな村、クーリーに向います。