MEXICO CITY D.F.


とうとうやって来た首都メキシコシティ。アメリカに留学していた頃からメキシコシティと言ったら危険極まりないイメージを(主に映画やテレビから)与えられていので少々心配していたのだけど、実際来てみるとなかなか立派な大都会で交通機関もしっかりしているし、至る所に警官も立っていて昼間歩いている分には身に危険を感じることはないです。でも実際小道でナイフ強盗にあった人もいたり、メキシコシティ近郊でバスジャックにあった人もいたりと、絶対安全とは言えないのが現実だけど。しかしまぁ他の中米の首都に比べたら格段に暮らしやすさは感じます。それはメキシコが都会でも田舎と相変わらず人が親切で親日的な人が多いからというのが大きな理由かもしれない。

さて、私がタスコからメキシコシティにやってきたのは9月15日でメキシコ独立記念日の前日。この前夜祭が一番盛り上がるという事もあり街中浮き足立ってる感じで街行く人達みなメキシコ国旗を顔にペインティングしていたりメキシカン帽子を被って騒いでいたりと昼間から準備万端。

メキシコシティ めっちゃ都会です。   今年は独立75周年


街中の美術館や建物もなかなか凝っててオシャレ


街の中心地にある国立宮殿では深夜11時から大統領が民衆に向かって「Viva Mexico! (メキシコ万歳)」の演説をし、その後打ち上げ花火があると聞いたので昼間に下見に行ってみた。


向こうに見える国立宮殿から大統領が演説する


独立記念日用におめかしした女の子  ボニータですな


宮殿前で民族ダンスが披露されていた


まったくもって残念な事にこの日(前夜祭)の夜は大雨が降り、この会場にカメラを持っていけなかったのでその時の写真がない。。 まぁ雨の中見る花火も乙でしたが。。 ここに来て天気にそっぽを向かれてしまいました 涙


独立記念日の次の日にはラテンアメリカ最大の都市遺跡であるテオティワカンを見に出かけた。この遺跡は今から1700年ほど前にテオティワカン人によって作られた宗教都市らしいのだけど彼らがどこからやってきて何故8世紀頃に急に滅亡していったのかは未だに謎との事。

中米の都市遺跡ってこの何故どのように高度な都市や国家が消滅または滅亡していったのか謎のところが多くって摩訶不思議です。まぁ世界中にある遺跡で全て解明されている所のほうが少ないのだろうけど。

それはさておき、テオティワカン。


遺跡の敷地内に入ると巨大なピラミッドが見えてくる


気球に乗って遺跡見学も出来るそう  手前に見えるのが太陽のピラミッド


太陽のピラミッド  ここは登頂可能  階段なかなか急でした。。


太陽のピラミッド上からの眺め  向こうに見えるは月のピラミッド


月のピラミッド中腹で一休み  


朝9時に遺跡についたときは肌寒いくらいだったのに10時を過ぎる頃には急激に暑くなってきた。さすが高地であってもメキシコの日差しは強いです。

この遺跡からの帰りのバスで1週間ほど前にバスジャックにあった人と言う人がいたので、大丈夫かなぁと少し心配していたけど、何事もなくスルーできて良かった。途中、警察によるセキュリティーチェックがあったのはバスジャック事件によるためだったのかもしれないけど。。


できる事ならそんな怖い目に遭わずに旅を終えたいものです。