ニカラグアのレオンからエルサルバドルのサンミゲルへ向かうにはホンジュラスを通らねばいけない。別にエルサルバドルに行ってこれを見たい!ってものはないのだけれど、そんな国これから訪れる機会などないだろし、せっかくだから行ってみるかとなった次第。

出発当日、前夜までの大雨が嘘のような晴天でもう少し手加減してくれても良かったのに・・と思うほどの暑さ。朝7時半には宿を出て、乗り合いトラックでバスターミナルへ向かい、そこからローカルバス2台乗り継ぎホンジュラスとの国境へ。

海こえ山こえ国こえて♪
レオンのバスターミナル

国境付近のバス停からニカラグアのイミグレ、そこからホンジュラスのイミグレまでは合計2キロほどあるのだけど、歩けない距離じゃないから歩こうと思っていたのだけど・・・国境の町グアサウレのバス停に到着した途端、リキシャの客呼び込みが怒涛のように押し寄せてきて、勝手に私の荷物の奪い合いを始める始末。。中東の呼び込みも激しかったけど、ここの呼び込みのアグレッシブさはこの旅一番の激しさとしつこさで辟易するほどだった。
お陰で最後の最後でニカラグアの印象はがた落ちとなる。

そうそう、ニカラグアとホンジュラスの国境は川で区切られており、越境は橋を渡っていく事になるのだけど、この橋は日本の援助により建設されたのもらしく、橋の上には日本の日の丸が描かれていた。
こういうの見ると日本も頑張っているなぁと感心する。

海こえ山こえ国こえて♪
ニカラグアとホンジュラスを結ぶ国境の橋

豪雨で足止めを喰らっていたニカラグアを無事出国しホンジュラスに入国。ここからエルサルバドル側の国境の町エルアマティージョへ乗り合いバンで移動し、今回はたったの2時間でホンジュラスは素通り。エルサル回ったあとホンジュラスへは北部から再入国することになるのだけど、ホンジュラスの田舎風景は牧歌的でなかなか感じは良さそうだった。

海こえ山こえ国こえて♪
車窓からホンジュラスの風景

ホンジュラスとエルサルバドルの国境はニカラグア側とは両極端で至極のんびりした感じだった。リキシャやタクシーの呼び込みもやる気ないし、乗らなくてもみな親切にあれこれ教えてくれる。
出だしからエルサルバドル印象なかなか良し。人も明るく親切だし。

海こえ山こえ国こえて♪
ホンジュラスのイミグレ 国境って感じなし

エルサルバドルに入国した頃には既に昼の3時近く。ここからまたバス2台経由し今日の最終目的地のサンミゲルに到着したのは夕方5時を回っていた。

海こえ山こえ国こえて♪
夕暮れ時のサンミゲルのバスターミナル


エルサルバドルはパナマ、エクアドルと同様に自国通貨はなく、米ドルを使用しているため計算が便利。その上中米一物価が安く旅行者としては有難い限り。食事も美味しいしで何日かのんびりしようかな。