海こえ山こえ国こえて♪


ブエノスアイレスからバスに揺られて19時間、ようやくプエルトマドリンに到着。
パタゴニアの玄関口でありバルデス半島の付け根にある街、プエルトマドリンは南部パタゴニアに比べ温暖でブエノスに比べ湿度も低くとても過ごしやすい街だった。
その上ここはブエノスと同じ国なのか?と思うほど治安も良く、人もピリピリしていないので街歩きするにはぴったりでした。

アイス片手に街中をのんびり歩き、夕方バルデス半島周辺に集まる野生動物の生態や習性を展示・紹介しているエコセンターに出向きザトウクジラやゾウアザラシ、ペンギンなどについて学ぶ。
ここのセンターの上には展望台もついていて、そこにはカウチが並べられていてゆっくり海を眺められるようになってて、海鳥が風を捕まえて飛ぶのを眺めながら過ごした。この時すでに夜8時を回っていたけれど南緯40度にあるこの街はまだ明るく、日が長い夏の恩恵を受けてる気分でした。

海こえ山こえ国こえて♪-エコセンター前のザトウクジラ
 
海こえ山こえ国こえて♪-展望台でのんびり

海こえ山こえ国こえて♪


アルゼンチンに来てふと思ったのは、この国はアメリカ並みにいたる所に国旗をなびかせている事。プエルトマドリンのビーチ沿いにも巨大な国旗が高いポールの上でバタバタなびいてた。
でも、アルゼンチンの国旗ってなんとも青空にマッチしていて、さすが空と海の色を示すためにデザインされたというだけあるな、と納得。

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あと、ここパタゴニアで見かける犬はとてもフレンドリーで幸せそう。放し飼いにされているのか、それとも野良なのか分かりずらい犬が多いのも特徴だけど、人を見かけては寄っていき、食べ物をねだるでもなく、ただかまってほしそうに尻尾を振っている子が多かった。
中東で見みかけた野良犬たちはみな痩せこけていて、人間に対してビクビクしている犬が多かったので、久しぶりにのびのびしている犬達を見てこちらもほっとする思い。たぶん中東では生きていくのが精一杯の人がまだ多く、犬なんてかまってられないのだろうけど。。

海こえ山こえ国こえて♪
   

カフェでパタゴニアの地ビールを飲みつつ次向かうカラファテについてチェック。これより南下すると南米がたとえ今夏といえど寒くなるのは間違いないので、気合を入れていかねば。。

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ちなみにこの地ビール、なかなか変わった渋みがある味でした。