海こえ山こえ国こえて♪

ウルグアイ。初回ワールドカップで優勝した国という話は有名だけれど、それ以外は私もまったく予備知識がなかった。が、ブエノスアイレスからフェリーで3時間ほどで行ける街があると聞き日帰りで行ってみることに。

ラプラタ川を船で横断し着いた先はウルグアイ、コロニア・デ・サクラメント。アルゼンチン人にも人気の観光地なのか船に乗りこむ前の移民局も船のなかも結構多くの人でぎっしりだったけれど、コロニアの街は思っていたよりずっとしっとり落ち着きがあってのんびりしたところだった。

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そして旅行者にとって何よりうれしいのは、ブエノスアイレスより数段治安が良いこと。これは街を歩いている人を見ると一目瞭然なのだけど、ブエノスはパリやバルセロナ並みに地元の人もバックは前掛けにして手で押さえているか、もしくはしっかり脇に挟んで歩いているかどちからだったのに対し、コロニアは地元の人も観光客もしごくのんびり街を歩いていた。

それに湿度もブエノスより低くカラッとしていて日陰をつたって歩いていれば暑さをしのげるのも南米着いて以来、蒸し暑さのため寝苦しかった私にとってはあり難かったです。街がラプラタ川のほとりにあり、よく風が吹き、ほどよく田舎なのがよいのかもしれない。

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さてこのコロニア・デ・サクラメントと言う街は旧市街が世界遺産にも登録されたことから有名になっいるのだけれど、それだけではなく街のいたるところにオシャレなクラッシックカーが停まっていて、それが可愛い旧市街の町並みを一層楽しく見て周れるスパイスになっている。

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クラッシックカーが植木鉢代わりに使われているのは何とも贅沢と言うか、日本じゃ浮いてしまうだろうけど、ここだと妙に道端にマッチしていて眺めていて楽しかったです。

そうそう、忘れてはいけないのがコロニアで行ったレストラン。ここは食べきれないほどの量のステーキとフライドポテトにビール1リットルが付き一人なんと700円弱。アルゼンチンに比べて断然物価が安くて、思いのほか高いアルゼンチンの物価に辟易していた私にとっては良い助けとなりました。

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さては次はアルゼンチン南部のパタゴニア、プエルト・マドリンへ移動。ブエノスの喧騒を離れ、ビーチでのんびりビールを飲めたら最高なのだけど。