海こえ山こえ国こえて♪

モスクワで父親やおじさん達と別れ、1人リーガ経由でヴィリニュスに着く。
リーガの空港では初めて空港泊をするはめになったけど、案外周りに色々な人が長椅子の上でごろ寝していて寂しくはなかったけど、ただ夜は寒かった。。でもモスクワからリーガまでの飛行は白夜を追いかける形で一度沈んだ太陽がまた出てきてすごく神秘的で旅に出なければこの景色にも出会えなかったのだと思うと勇気出して出発してよかったと思えた。空の上から初めて見たバルト海も絶景だったし。
バルト海だけといわず、今回は飛行機からカスピ海やアラル海など今まで地図でしか知らなかった場所をこの目で見れて感動の連続です。 まぁそれに比例して苦労やハプニングも着いて来るけどね。

リーガの空港を早朝6時半に飛び、7時半にはリトアニアの首都ヴィリニュスに着いたが、モスクワで預けたバックパックが見当たらない!ここで受け取るはずなのに!探し回って人に聞きまわった挙句、やっと見つかり一安心。。きっここう言う経験これから沢山するのだろう。。皆と別れた後のモスクワの空港でもハプニング続きでやっとのこと乗り遅れずに搭乗したぐらいだったし。。

気分を直して、首都ヴィリニュス。

この国も他のバルト三国と変わらず20年前まではソ連の一部だったところで、ソ連がモンゴル・タタールからの侵略との戦いの歴史ならば、この国はロシアからの制圧との戦いがそのまま歴史となっている国。
中年世代より上は英語よりロシア語が喋れる人が多いけど、基本的に自国の母国語・リトアニア語を大切に喋っているので、私も頑張って挨拶くらいはリトアニア語を使うようにした。

街全体はロシアのどの街よりもっとヨーロッパ的で中世の西欧時代に迷い込んだ感じのこじんまりとした落ち着いた街だった。他のヨーロッパからの観光客も多く、街を歩いているとここが首都だと忘れてしまうほど、穏やか。
でもアジア人は私以外いないのではないかと思うほど会わず、少し寂しい気もする。
リトアニア人はロシア人ほどアジア系と交わらなかったのか、純白人っぽい人が多く、そして美男美女が多い。
アメリカではお目にかかれないオシャレな子達も多くって目の保養になります。

泊まったユースホステルのスタッフには「前に日本人着たけど英語できなくてコミュニケーションに苦労しわわ」と言われたので、日本からの観光客もいるはずなんだけど。。しかし、英米留学組みはあまりバルト三国に旅行にこないのかだろうか・・・日本人の名誉にかけ私は日本の英語教育は筆記が専門としっかり説明しておきました。

ヴィリニュスの街の見所は大体歩いて周れるほどで着いた初日からガンガン歩いて見て周った。
教会、城壁、また教会。ロシアもそうだったけど、教会やらイコン(キリストやらマリア様の肖像画)を沢山見て周ってると初めの感動が薄れてきて、異教徒である私は飽きてきた。
外から建物を眺めるのは楽しいのだけど、中に入ってキリスト像やマリア像を眺めながら説明を聞いていると気が遠くなく事が増えてきた。。
もしかしたら私の感受性が乏しいせいだろうか。。

でも街歩きは楽しくどれだけ歩いても飽きない。が、位置的には北海道より上か同等でも日差しが強く、長時間歩いていると暑さにまいってしまった。
それに日が長く暮れるのが10時過ぎだから、夕方といっても日本の昼過ぎぐらいの日差しが続くのだ。。
バルト三国でも日焼け止めは必須でした。



海こえ山こえ国こえて♪

リトアニアの名所のひとつ ロザリオの丘