海こえ山こえ国こえて♪ はじめに、クアラ・ルンプールからパンコール島までの道のりは覚悟してたより楽なものになりました。

マレーシアの空気に慣れてきたのもあったけど、クアラ・ルンプールからパンコール島の対岸の町ルムッまでのバスがビックリするぐらい乗り心地が良かったため4時間半の道のりも寝たり起きたりガイドブック読み返したりと快適に過ごせたのが大きかった。それにバスの窓からの景色もジャングルや岩山とか見れて飽きなかったの良かったのかも。


ルムッで降りたのは私以外は見るからにヨーロッパからきたっぽいバックパッカーだけだったので、ここぞとばかり話しかけ島まで一緒に行くことに。海こえ山こえ国こえて♪ イングランド出身のアレックスは英語での会話には困らないけど、イングランドアクセントは早く話されると聞き取りにくく何度も聞きなおす羽目に。でも彼もまだ島での宿が決まってなかったので一緒に宿探しすることとなり、英語が母国語のアレックスなら頼りになりそうでこれはラッキーかも、と一人喜んだ。

が、、後に試練がやってくるとも知らず・・・パンコール島行きの船に共に乗り、港からも一緒のバンタクシーに乗り込みいざホテルを探しに向かった。


海こえ山こえ国こえて♪ 安宿から中級ホテルが立ち並ぶビーチ沿いのビレッジについた後、まず私が前日ネットで検索したホテルを見に行った。すると今はまだハイシーズンじゃないので100リンギの部屋を朝食付きで65リンギ(1,800円)にしてあげようとオーナーが言ってくれた!

部屋を見せてもらったても各部屋ごとが高床式に別々に建てられててナイス!ホットシャワーも出て部屋もきれいでネットも使えベットも清潔。しかもトイレットペーパーもある!!

私は即効ここに決めようとオーナーに言おうとしたら、アレックスが「周りの宿も見て回ってちゃんと相場も見ないと駄目だよ。もっと良いところあるかもしれない。」と言いだし、いったん断ってその宿を出る。。確かに彼が言ってることは一理あると同意はしたけど、外は30度近くで文句なしの猛暑である。その中を二人して重い荷物を担ぎダラダラ汗をかきつつ1時間近くも他の宿も確認して回る作業は苦行に近かった。。

海こえ山こえ国こえて♪ 5件ほど回った後、まだ次の通りも探しに行こうとするアレックスを思いとどまるよう説得し最初の宿に戻った。だって、最初の宿が一番値段も部屋もちょうど良かったんだし、これ以上探す意味が私には分からない。

まだ他も見て歩きたそうな彼を宿のオーナーも一緒に説得し、無事ここに腰を据えることとなった。これで荷物を降ろせる、シャワーを浴びれる、海にも入りに行ける!

私より東南アジアの旅が長く交渉上手な彼のおかげで朝食付きにしてもらえたのは有難かったが、結局最初の所に逆戻りになろうとベストの宿を探すまで労力を惜しまないあの姿勢を私はこの先まねできるだろうか。。


うーん・・微妙。。


でもきっと1カ月も経つころには、立派に汗水たらして探し回るようになってるのかも知れないなぁ。


長くなってしまったので、パンコール島での日々は次項で書きます。

海こえ山こえ国こえて♪