ということで、思春期を迎える頃から自分に全く自信が持てず、
容姿・能力・環境、全てに落胆し
大人になっても楽しいことなどあるわけないと
将来に絶望。
安易に結婚を選ぶも離婚。
好きなことやって生きて行きたいと挑みはするものの
ライフラインが止まったり・・・泣
生活はいつも火の車でした。
そんな私が声の仕事に出会い、目の前の人に喜んでもらい、
スタッフやゲストとその空間を創るという喜びを知っていきました。
そして経験とともに任される現場も格式高い場所であったり、
超ラグジュアリーなホテルだったりに変化していきました・・・
ある日新郎新婦ともに大学病院のお医者様、という披露宴を担当することになり・・・何十年も前の自信のない卑屈な自分が再び到来。
教養のなさを指摘されるんじゃないかとか、育ちが悪と思われるんじゃないかとか、
顔が悪い、スタイルが悪い、時計がダサいと思われやしないか・・・
考えあげればキリがないほど出て来てしまうんです(涙)
でもドキドキしながら打ち合わせを始めると・・・
肩書きを外したお二人のこれまでが一つ一つ浮かび上がって来て、
1時間半の打ち合わせを終えた頃には、20年前絶望感しかなかった私と同じような、
過去のお二人の隣に立っているような、そんな空気が流れていました。
後日その二人の半生で文章を作りました。
乾杯酒を用意する間に紹介するたった3分半のお二人のプロフィール。
無事に披露宴が開き、帰路につく際、スィートルームに宿泊されるお二人と
偶然、ラウンジでお会いしました。
その時、「僕らの半生をあんな素敵なものにしてくれてありがとうございました。
自分たちの人生はこんなにいいものだったんだとマツダさんのおかげでわかりました。ありがとうございました。」そう言ってくれました。
大学病院で活躍している先生の胸の内にそんな思いがあるなんて当初は到底
想像もつかず。
でも誰の心にもその人だけの思いがあって物語があって、脈々と胸の中に流れているんだなあ。それを教えてもらったエピソードです。
頑張っていたあの時に感謝を込めて
大切なあの時間へのラブレター。
たくさん描いてみたいと思います♪