伝統的組織論と言えばやっぱり
テイラー、バーナード、ウェーバー
個人的にはテイラーが好きだな~。この3人の書籍は、経営学に興味がある人は必ず一読したいところ。



とりあえず今回はテイラーの説明でもしましょうか。
テイラーテイラーと言ってもスウィフトちゃんとは別物です。差別出来高制度で有名なアメリカの経営学のルーツ…Taylor.F.W.ですな


さてさて、
テイラーは組織的怠業をどう克服するか?を観点に、当時広がっていた成行経営を是正しようと尽力したんだよね。

実際、管理者も1日の公正な仕事量を把握できてなかったから、全体が悪循環に回ってたんだ。



特に問題だったのは、従業員のモチベーション。

1日にたくさん仕事をしたら仕事が無くなって解雇されるから、ある程度時間をかけて仕事をしよう、と思って働く従業員がいたくらいだから、本当に悪循環だったんだな。


そんな状況でテイラーは、ストップウォッチを用いて従業員の1日の適切な仕事量を見出した。
これを課業:taskって名付けた。

テイラーが適切な仕事量を把握するために行った実験は意外とアナログ(まぁ100年以上前だからね笑
ストップウォッチで…、移動に何秒、溶接に何秒…


ここでポイントは、計測は無駄のない最善の方法で行われたってことだね。例えば、手を右に動かすとしたら、まっすぐそのまま水平に右に持っていくイメージ?笑。One Best Wayなんて呼ばれてます


それではじき出した標準作業時間を元に、
課業を設定したんだね。



この課業って具体的になんなのよ!そう思う人も多いと思うけど、一流の作業者が健康に害がない範囲で行える仕事量を指してる。


一流の作業者(°_°)?!
誤解されがちなところなんだけど、これは超人的な作業者ではなく、適正と意欲がある人のこと。


そしてテイラーはこれに加えて、
差別出来高制度を導入。
課業達成できれば高賃率、達成できなければ底賃率

賃料をインセンティブに組織の活性化を試みたのさ!



テイラーの管理システムは、課業管理などとも言われて、現代においてもそのシステムの合理性さは見習うべきです。


さらにさらに、
テイラーは業務を執行する部門と、計画する部門をしっかり明確に区別することを指示しました。
これもひとつ、テイラーシステムの特徴だね。


というのも、テイラーは万能的職長制度(職長が1人で従業員全員に指示する)を非効率的と考え、職能的職長制度(各部門それぞれに職長を置く)を取り入れたんです。それで職長1人に掛かる負担が軽減された!


それは職長を容易に育成できるというメリットがあり良いじゃないか!と思われていたんだ
ところがどっこい

広範囲をカバーできる有能な職長の存在が出来ず、結果としては普及しなかった制度でもあるんだなぁ。


とは言っても、テイラーの無駄をどんどんなくそう!という姿勢は賛否あるものの、やはり合理的な観点からは理にかなってる素敵なシステムでした。



とまぁ、テイラーについて書いてたら意外と長くなりましたね!笑
でもここに書いてあることを抑えておけばだいたいテイラーについては問題ないと思います(°_°)

あとは機会があれば是非、書籍も読んでみてください



「工場菅理論」(1903)
「科学的管理の原理」(1911)